「2019 ワンコリア国際フォーラム」開催・・・「韓半島統一の歴史的機会、今こそ統一の適期」

  • 急変する韓半島情勢を直視し、適切な解決のための包括的戦略と具体的な解決策を模索

  • GPFムン・ヒョンジン議長・・・不確実な時代である今が統一の適期

[写真=聯合ニュース(14日、ソウル中区ザ・プラザホテルで開かれた「2019 ワンコリア国際フォーラム」)]


国内外の外交・統一・北朝鮮専門家と市民社会の代表400人余りが集まって韓半島問題を議論する「2019 ワンコリア国際フォーラム」(International Forum On ONE KOREA)が14日、ソウル中区ザ・プラザホテルで開かれた。

「韓半島統一の歴史的な機会:ビジョン、リーダーシップ、そして実践」をテーマに開かれた今回のフォーラムでは、急変する韓半島の情勢を直視し、適切な解決に向けた包括的戦略などを議論した。

この日の行事は、グローバル・ピース財団(Global Peace Foundation・GPF)のジェームス・P・フリン(James P. Flynn)世界会長と大韓民国憲政会のユ・ギョンヒョン会長、大韓民国在鄕警友会のカン・ヨンギュ中央会長の歓迎の挨拶で幕を上げた。ジェームス・P・フリン会長は挨拶で、「韓半島の統一の実現は、全世界的に意味を持っている」とし、「しかし、統一の過程は韓国人たちが主導し、韓国文化に深く根付いた普遍的な原則と価値に基づかなければならない」と述べた。

続けて「韓国が主導する統一過程を強化するよう、全世界が支援することを促すことで、我々はみんな韓半島の悲劇的な分裂を終息し、統一韓国の偉大な経済的潜在力を発揮するとともに、平和と繁栄の新時代を育成することができる新しい統一のフレームワークを発展させることができる」と述べた。

自由韓国党のシン・サンジン議員と米州韓人会総連合会のパク・ギュンヒ会長が祝辞を務め、キム・ビョンジュン元韓国党非常対策委員長、アン・ホヨン北朝鮮大学院大学総長、Center for China and Globalization (CCG) の王辉耀(Huiyao Wang)会長、イーストウエスト研究所(East-West Institute)のウィリアム・パーカー会長が特別講演を行った。基調講演は、グローバル・ピース財団のムン・ヒョンジン世界議長が務めた。

特にグローバル・ピース財団のムン・ヒョンジン議長は基調講演で、「不確実な時代である今こそ、多くの問題への解決策を提示する明確なビジョンが最も必要だ。我々が大きな夢を見ることができれば、素晴らしい変革を生み出すことことができる変曲点にあると信じている」とし、「弘益人間の精神であるすべての人類を利する統一韓国を建設することがコリアンドリームであり、それを実現することによって新しい明日を触発させる変革の主体となることこそ、愛国者としての召命であり運命である」と述べた。

また、CCGの王辉耀会長は「北朝鮮の核は平和と繁栄に大きな脅威である」とし、「東アジアで地理的にも戦略的にも重要な韓半島の統一が最も重要だ。統一は、北東アジア連合の原動力になるだろう」と述べ、「統一韓国になれば北東アジアの安定だけでなく、世界の平和に大きく貢献することができるだろう」と強調した。

この日、開会式及び全体会議と同時に △韓半島統一を実現するための実践運動方向模索 △統一韓半島の経済的可能性と機会 △韓半島の統一を実現するための北朝鮮の非核化と恒久的な平和構築 △北朝鮮の宗教の自由と人権の増進などをテーマにセッションが行われた。

一方、行事を主催したグローバル・ピース財団は、2009年に創設され、米ワシントンD.Cに本部を置いて世界23カ国で活動している非営利団体だ。財団は、UN経済社会理事会の特別顧問の地位を獲得しており、国際連合広報局の協力団体としても活動している。
 

[写真=聯合ニュース(14日の「2019 ワンコリア国際フォーラム」の開会式で記念撮影を行っている)]


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