果川・河南など第3期新都市地区指定地域のアパート価格、大幅な上昇

  • ソウルのアパート価格は分上制予告にも16週連続上昇

[写真=亜洲経済]


第3期新都市の公共住宅地として地区指定された京畿(キョンギ)果川(クァチョン)、河南(ハナム)などの近隣地域一帯のアパート(マンション)価格が比較的高い上昇振りを示した。また、今月末に民間宅地分譲価格上限制の施行予告を控えて、ソウルのアパート価格も16週連続上昇した。

韓国鑑定院は17日、去る14日の調査基準で京畿道の週間アパート売買価格が先週より0.01%ポイント上がった0.04%を記録したと明らかにした。また、ソウルの売買価格は先週と同じ0.07%を記録し、16週連続で上昇傾向を示した。

国土交通部は今月15日付で京畿道果川市果川地区、南楊州ワンスク・ワンスク2地区、河南市キョサン地区、仁川桂陽地区など5カ所に対して公共住宅地区の指定を告示した。

そのため、第3期新都市が位置した地域は新都市造成に伴うインフラ拡充で期待心理が高まっていると近くの不動産屋関係者たちは伝えた。果川市は先週と同じ0.58%の高い上昇率を記録し、河南市は先週0.18%から0.33%に上昇幅が拡大した。また、仁川は0.02%で、先週と同じ上昇を見せた。ただ、南楊州市は先週-0.01%から今週-0.03%で下落幅が大きくなった。

果川市は再建築をはじめとする価格上昇への期待感に上昇を示し、河南は渼沙江辺都市とウィリェ新都市を中心に需要が集まった。また、仁川は交通好材料がある延寿区(0.06%)、ソウルへの通勤が良好な富平区(0.04%)を中心に強含みを示した。

一方、ソウル一帯は良好なインフラで居住選好度が高い地域、相対的に低評価された地域、交通網の拡充など好材料で住居環境改善への期待感がある地域を中心にアパート価格が上昇した。江南4区(江南・江東・瑞草・松坡)は、先週と同じ0.1%を記録した。

地方のアパート価格は0.01%下がった。5大広域市は0.04%、世宗市は0.01%上昇したが、8つの道が-0.05%を記録し、全体の平均が下落にとどまった。

ソウルのアパートの伝貰(チョンセ)価格は先週より0.02%ポイント上がった0.08%を示した。秋の引越し需要、学群需要などの影響で人気地域を中心に賃借人が集まった影響が大きかった。

この他、今週の地方のアパート伝貰価格は2017年9月以降、2年1ヶ月間続いた下落を止めて横ばいに転じた。




 
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