鄭義宣氏、「現代車の未来はスマートモビリティ」

[写真=聯合ニュース]


現代自動車グループの 鄭義宣(チョン・ウィソン)首席副会長が就任後初めて役職員と会った。

鄭首席副会長と現代車の社員たちは、「未来の方向性と企業文化」をテーマに、お互いの考えを交わした。鄭首席副会長は、自ら持ってきた本を社員たちにプレゼントし、社員たちは鄭氏の愛称である「スブ(首席副会長)」を叫んだ。

22日午後12時20分、「タウンホールミーティング」で行われたソウル良才洞(ヤンジェドン)現代自動車グループ社屋の大講堂の前には列を作った社員たちでいっぱいだった。就任後初めての社員たちの前に立った鄭副会長を見るためだ。

800席規模の大講堂はすぐ満席になり、床に座ったり立って参加した社員まで計1200人余りがタウンホールミーティングに共にした。タウンホールミーティングは良才洞本社、研究所、営業本部、工場など全国の主要事業場に生中継された。

シャツにコットンパンツを着た鄭首席副会長が登場すると、一部の従業員は「スブニム(首席副会長様)愛してます」を叫んだりもした。鄭席副会長は社員たちに「健康で楽しい姿を見てうれしい」とし、「あまりにも頑張ってくださって、会社を愛してくださってありがたい気持ちだけです」と応えた。

行事は「企業文化」、「事業方向」など企業方向だけではなく、「ストレス解消法」、「業務で最も重要な点」、「自撮りを一緒に撮ってもらえるか」などについての質問も出ており、自由な雰囲気で進められた。鄭首席副会長が直接社員に質問する時間も持った。

鄭首席副会長は「本人の業務に100%満足している人は手を上げてほしい」と、自ら持ってきた本、「だから何も言わないでください(青年世代が既成世代に)」の一節を読んだりもした。

◇「今までの変化は氷山の一角」、追加的な革新を予告

鄭首席副会長はさらなる企業文化の革新を予告した。彼は「これからの変化がさらに多くなるだろう。今は氷山の一角」と述べた。彼は「未来事業は、私たちがどれほど他の人たちと異なる考えを作り出し、それを実行するかによって左右される」とし、「創造的な考えをし、実行できて組織にならなければならない」と強調した。

続いて「他人ができないことをやり遂げることが私の夢」とし、「韓国民族、韓国人、皆さんはみんあ素晴らしい資質を持っているが、これを適切に発揮できないという文化があるので、結局、その枠を破ることが我が社がやるべきことだ」と強調した。

彼は「自動車のボリュームで1等をするのが重要なではなく、企業文化が進歩的に出て、その面で1等をすること、最も来たい会社になることが、私たちが追求すべき目的」と説明した。

◇未来事業は「スマートモビリティ」…50%製造業・50%サービス形態

鄭首席副会長は現代車が進むべき事業の方向としては、「スマートモビリティ」を挙げた。彼は「未来には自動車が50%、PAV(private air vehicle)30%、ロボット20%」とし、「(自動車会社が)がスマートモビリティサービス企業としてサービスを与える会社へと変貌するだろう」と述べた。

つまり、過去の100%製造業中心の自動車会社から50%は製造業に、残りの50%はサービス形態に変化を推進するという意味だ。

事業の目的は何よりも「顧客」を優先すべきだと強調した。彼は「顧客を満足させ、他のところで感じられなかった楽しさを与えることが最も重要だ」とし、「人と人とを物理的に連結させることをするので、安全も非常に重要だ」と述べた。

未来を心配する社員が多いという質問には「全世界的に自動車が供給過剰だ」とし、「未来の自動車業界から消える会社が多くなるだろう。その中で生き残って競争力を備えることが最も重要だ」と語った。

特に彼は「車だけをうまく作るのではなく、先を行くソリューションを出してこそ、顧客がわが社の車を選択するだろう」と強調した。

 
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