29日、金融監督院によると、韓国の銀行の8月末の延滞率は0.50%で、前月末(0.45%)に比べ0.05%ポイント上昇した。前年同月(0.61%)と比較すると0.11%ポイント下落した。
次週別にみると、企業向け融資と家計向け融資が両方とも延滞率が増加した。
大企業向け融資の延滞率は0.68%で、前月末(0.67%)に比べ0.002%ポイント小幅上昇しており、中小企業向け融資の延滞率(0.64%)は前月末(0.57%)より0.08%ポイント上昇した。
中小企業向け融資に含まれる個人事業者(自営業者)の融資延滞率は0.40%で、前月末(0.36%)に比べて0.04%ポイント上昇した。
家計向け融資の延滞率は0.32%で、前月末(0.29%)より0.03%ポイント上昇した。
住宅ローンの延滞率(0.23%)が0.02%ポイント、信用融資などの延滞率(0.54%)が0.06%ポイント、それぞれ上昇した。
金融監督院関係者は「毎月新規延滞が発生する中で、各銀行は通常7〜8月には延滞債権を整理せず、直前の月よりも延滞率が上がる」とし、「8月末、延滞率の上昇幅は微々たるもの」と説明した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>