8月の銀行界の企業・家計向け融資の延滞率、一斉に上昇

  • 家計向け融資の延滞率0.32%…前月末より0.03%ポイント増加

[写真=聯合ニュース(金融監督院)]

今年8月末、銀行の延滞率が企業向け融資と家計向け融資の部門でいずれも上昇した。

29日、金融監督院によると、韓国の銀行の8月末の延滞率は0.50%で、前月末(0.45%)に比べ0.05%ポイント上昇した。前年同月(0.61%)と比較すると0.11%ポイント下落した。

次週別にみると、企業向け融資と家計向け融資が両方とも延滞率が増加した。

大企業向け融資の延滞率は0.68%で、前月末(0.67%)に比べ0.002%ポイント小幅上昇しており、中小企業向け融資の延滞率(0.64%)は前月末(0.57%)より0.08%ポイント上昇した。

中小企業向け融資に含まれる個人事業者(自営業者)の融資延滞率は0.40%で、前月末(0.36%)に比べて0.04%ポイント上昇した。

家計向け融資の延滞率は0.32%で、前月末(0.29%)より0.03%ポイント上昇した。

住宅ローンの延滞率(0.23%)が0.02%ポイント、信用融資などの延滞率(0.54%)が0.06%ポイント、それぞれ上昇した。

金融監督院関係者は「毎月新規延滞が発生する中で、各銀行は通常7〜8月には延滞債権を整理せず、直前の月よりも延滞率が上がる」とし、「8月末、延滞率の上昇幅は微々たるもの」と説明した。


 
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