LG電子の趙成珍副会長、名誉ある退場…権峰奭社長にバトンタッチ

[LG電子の趙成珍副会長、名誉ある退場…権峰奭社長にバトンタッチ]



LG電子の家電事業を世界トップにのし上げた「家電神話」の趙成珍(チョ・ソンジン)副会長が引退する。

28日、LG電子は理事会を開き、2020年に役員人事及び組職改編を実施した。 今回の人事で趙副会長の後を継いで、権峰奭(クォン・ボンソク)MC・HE事業本部長(社長)が最高経営責任者(CEO)に就く。

"今がLG電子が4次産業革命の大きな軸であるデジタル転換に向け、より大きく跳躍するための重要な時点"と趙副会長は判断した。 彼はデジタル転換に対する高い理解度と力量を備えた若手事業家である権社長の新しいリーダーシップがLG電子の跳躍を導くものと期待している。

趙副会長は2016年末、LG電子のCEOに選任され、LGブランドをグローバル1位のブランドで育成するという目標を立てた。 そして、今年上半期、LG電子は生活家電で売上と営業利益が共に世界最大の家電メーカーの米ウォールプールをリードし、もう一つの神話を加えた。

1976年9月に入社し、LG電子で43年2か月という時間が流れた。 趙副会長の在職期間を優に超える事例は今後も出ないだろうというのが業界の評価だ。

趙副会長は“同じ会社でこれほど長い期間勤めたのは神様の恩返しだ。 引退さえも感謝し、幸せだ”とし、“若さを含め、全てをLG電子と一緒にしたので、後悔や恥ずかしさはない”と語った。

彼は“韓国が技術属国になってはならないという一念で、粘り強く研究開発に没頭した時は心の底に思い出として記憶に残る”と回想した。

続いて趙副会長は“安定した収益構造と事業ポートフォリオを渡すことができて幸いだ”とし、“より丈夫で安定した会社、未来がより担保された会社にすることができなかった残念な気持ちはある”と述べた。

彼は"LG電子が永続するためには構成員一人一人が1等に対する強い熱望を持っていなければならない"、"新しいCEOである権社長が会社をうまく指導できるよう祈って応援する"と話した。
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