[CES 2020] CTA、今年最大の技術トレンドは「Intelligence of Things」

  • IoT(Internet of Things)からIoT(Intelligence of Things)へ

  • 米国の5G大衆化時期は2022年…5G端末の出荷台数5倍に増加

[写真=亜洲経済(CTAが今年の最大の技術トレンドとして「Intelligence of Things」を提示した)]


世界最大の技術見本市CES を主催する全米民生技術協会(CTA)が、今年の最大の技術トレンドとして「モノの知能化(Intelligence of Things)」を提示した。

CTAは5日(現地時間)、CES開幕を控え、米ラスベガスの市内にあるマンダレイ・ベイ・コンベンションセンターで事前メディア行事「2020 Tech Trends to Watch(注目すべき技術トレンド)」を開催した。

この行事は、毎年CESの開催直前にメディアを対象に開かれる。今年の行事では、CTAが2019年まで蓄積した技術動向とデータを土台に、「CES 2020」で触発される今年の技術トレンドが発表された。

CTAの副社長、スティーブ・ケーニッヒ(Steve Koenig)氏は「今年はすべてのモノがインターネットに接続されるIoT(Internet of Things)を越え、モノの知能化(Intelligence of Things)に移行されるだろう」と見通した。モノがインターネットへと単純に接続された時代から、インターネットに接続されたモノが知能を持つようになる段階に移行されるという意味だ。彼はモノの知能化が世の中を急変させるだろうと付け加えた。

この日、新しい概念で提示された「Intelligence of Things」の解釈をめぐって、チュ・ヨンソプ元中小企業庁長(現 高麗大碩座教授)は、「モノのインターネットが物事インテリジェンスへと進化する、接続に知能を加えるという意味が正確であると言える」と述べた。
 

[写真=亜洲経済(5Gの活用用途と関連してCTAは、マッシブ(Massive)IoTとクリティカル(Critical)IoTが区分されると説明した)]


その次にCTAが提示した技術トレンドが、5G(第5世代移動通信)である。韓国が世界初の5Gサービスの商用化を開始した以来、米国と中国、欧州がその後を続いた。CTAは、2020年に2000万台と予想された米国の5Gスマートフォンの出荷台数が、2022年には1億台まで5倍に増加し、4G端末の出荷台数を上回ると見通した。2022年が米国の5Gサービスが大衆化される時期と予想した。

また、5Gネットワ​​ークの活用用途と関連し、大量の端末と連結され情報を生成して共有するマッシブ(Massive)IoTと、正確かつ確実につながるクリティカル(Critical)IoTが区分され、それぞれに期待される分野が互いに異なると見込んだ。
 

[写真=亜洲経済(CTAはモビリティ技術分野では、次世代交通手段としてMulti Modal Transportationなどを提示した)]


モビリティ技術分野では、次世代交通手段に対する展望が相次いだ。電動スクーター、電動キックボードなど、様々なモビリティ機器を利用したマルチモーダルトランスポーテーション(Multi Modal Transportation)と、車両と車両、車両と歩行者、車両と交通インフラをリアルタイムで連結するC-V2X、自律走行技術などがモビリティトレンドとして提示された。すでに昨年のESから展示が始まったが、垂直離着陸機(eVTOL)なども、今年のモビリティ技術トレンドとして紹介された。
 

[写真=亜洲経済(次世帯交通手段として提示された垂直離着陸機(eVTOL))]




 
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