サムスン電子、ブラジルで「ギャラクシーフォールド」完版…Bixbyにポルトガル語も導入

[サムスン電子、ブラジルで「ギャラクシーフォールド」完版…Bixbyにポルトガル語も導入]



サムスン電子がブラジル、メキシコなど中南米市場の拡大に力を入れている。

今月に入り、超高価製品のギャラクシーフォールドを中南米各地で披露したのに続き、音声認識基盤の人工知能(AI)秘書「Bixby」にブラジル現地語のポルトガル語を導入した。 サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は旧正月連休を迎え、ブラジルを訪問し、事業点検にも乗り出した。

◆ギャラクシーフォールド、ブラジルで「完販」…Bixby言語も計9つに

28日、関連業界によれば、サムスン電子は今月に入ってギャラクシーフォールドをブラジル、メキシコ、チリ、コロンビア、コスタリカ、パナマなど中南米市場に相次いで披露している。 特に22日(現地時間)、ブラジルのオンラインショッピングモールで販売したギャラクシーフォールドは販売開始1日で準備した物量が全部売り切れになる記録も立てた。

ブラジルは世界6位の2億1255万人の人口を保有した中南米最大市場の一つだ。 特にサムスン電子はブラジルで40%台のシェアで、スマートフォン市場1位を記録している。

サムスン電子は当初、ギャラクシーフォールドが200万ウォンを超える超高価の製品であるだけに、韓国と米国、中国、日本、英国など20あまりの一部の国で発売する計画だった。 しかし、先に発売した国で相次いで完販を記録するなど良い反応を得ると、60余りに発売国を増やし、中南米にも披露することになった。

また、最近はBixbyの使用可能言語にブラジル現地語のポルトガル語を追加し、ベータサービスを始めた。 ギャラクシーS10の使用者たちはBixbyのポルトガル語バージョンの使用が可能である。

これでサムスン電子が発売したBixby使用可能な言語は韓国語、アメリカ英語、イギリス英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、スペイン語に続き、計9つになった。 サムスン電子はポルトガル語をBixbyに本格的に導入し、中南米市場への攻略にさらに拍車をかける方針だ。

◆李在鎔、現場点検…「スマートフォン・5G装備市場への集中」

サムスン電子の李在鎔副会長が新年初の出張先としてブラジルを選んだことで、現地事業への期待感はさらに高まっている。 李副会長は27日にはブラジル北部アマゾナス州のサムスン電子・マナウス法人を訪れ、生産ラインを見て回った。 翌日には中南米事業を総括するブラジル・サンパウロ法人を訪問し、現地での事業点検に乗り出した。 また、スマートフォンを生産するカンピナス工場も直接訪れた。

マナウスやカンピナス工場はスマートフォンやテレビ、生活家電などを生産し、中南米市場に供給する中核的な生産基地の役割を担っている。 現在、7000人余りの役員や従業員が勤務している。

李副会長は中南米スマートフォン市場で堅固な1位を守るという目標だ。 市場調査会社のストラテジー・アナリティックス(SA)によると、昨年3四半期基準で、サムスン電子の中南米スマートフォン市場シェアは42.3%で、1位だった。 しかし、ファーウェイの追撃も手強い。 2016年8.2%に過ぎなかったシェアは昨年3四半期には13.6%へと高騰した。

李副会長は今度の出張で、ブラジルの5世代(5G)通信装備市場も点検したという。 ブラジルは2022年から本格的な5G移動通信網の構築に乗り出す予定だ。 最近、ブラジルの5G装備の構築に中国ファーウェイとメキシコの通信財閥のカルロス・スリムなどが積極的に進出意思を明らかにした中、サムスン電子も市場競争に乗り出すものと予測される。
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