新型コロナウイルス(コロナ19)ワクチン開発への期待感で取引直後1ドル=1220ウォン台までウォン高が進んだ。
19日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル相場は前日比7.9ウォン安の1224.5ウォンで取引を始め、午前11時30分現在、1223.80ウォンで取り引きされている。
主要国でコロナ19ワクチンの開発に拍車がかかり、危険資産を回避する心理が緩和された様相だ。
昨夜、米株式市場も軒並み上昇した。米ニューヨーク株式市場でダウ・ジョーンズ工業株30種平均(NYダウ)とスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は、いずれも3%以上急騰した。
サムスン先物のチョン・スンジ研究員は「コロナ19ワクチン開発への期待感による危険資産を好む心理で、この日の為替レートは下押し圧力を受けやすいだろう」とし「ただ、米中緊張の中で中国元の為替に敏感に反応し、支持力を維持する見通しだ」と述べた。
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