コスピが下落して取引を終えた。2000ポイント突破を目前にしていたコスピは、前日のニューヨーク株式市場での差益物件が出回った影響と中国全国人民代表大会の不確実性が増して1970台に後退した。
22日、コスピは前営業日比28.18ポイント(-1.41%)下落した1970.13で取引を終えた。
この日のコスピは前場より3.29ポイント(0.16%)高の2001.60で出発した。しかし、取引直後から行われた外国人の売り越しで上昇分を返し、1990台に後退した。以後、機関が売りに転じて指数の下落幅はさらに拡大し、1970台に下落した。
個人が9377億ウォンを買い越した反面、外国人と機関がそれぞれ4696億ウォン、4548億ウォンを売り越して指数の下落を主導した。
業種別には証券業が3%台の下落率をみせて最も大きく下落し、機械、銀行、鉄鋼金属、運輸機器、電気電子業種も2%以上下落した。一方、サービス業、運輸倉庫、非金属鉱物、飲食業種は上昇した。
時価総額上位銘柄のうち、サムスン電子とSKハイニックスが-2%台の下落率を示し、現代自動車、サムスン物産、現代モービスもマイナス収益率を記録した。一方、サムスンバイオロジクスとNAVER、サムスンSDIなどは上昇した。
コスダック指数は7.44ポイント(-1.04%)安の708.58で取引を終えた。
個人が2873億ウォンを買い越し、外国人と機関はそれぞれ1320億ウォン、1467億ウォンを売り越した。
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