ベトナム、7月1日から韓国など主要国に入国許可

  • およそ80カ国、電子ビザ所持者対象…「14日間の隔離に関心集中」

[写真=ベトナム政府のホームページキャプチャー]


ベトナム政府が内需景気の活性化に向け、外来観光客の入国許容という特段の措置を取り出した。ベトナム政府は26日、7月1日から電子ビザ(E-VISA)を保有した外国人に対してベトナム入国を許可すると明らかにした。

これに先立ち、ある現地メディアは、ベトナム政府が新型コロナの影響で海外観光の需要が急減し、韓国や中国など主要訪問国を対象に優先的に観光ビザ入国を許可する可能性が高いと報じた。

ベトナム公報と現地メディアによると、この日ベトナム政府は韓国、日本、中国、米国、ドイツ、フランス、英国、ロシアなどを含む80ヵ国から、ビザの有無に関係なく電子ビザを事前に申請してもらい、承認するという立場を明らかにした。

これにより、ベトナムは全域8ヵ所の国際空港と16の国境税関、13の港を通じて入国する外国人の入国を許可する方針だ。

ベトナム政府が発表した8つの空港は、ノイバイ、タンソンニャット、カムラン、ダナン、カットビ、カントー、フーコック、プーバイ空港などで、これまで国際航空路線が中止されていた各地域の主要空港がすべて含まれた。

ただ、定期的な国際線の再開と外国人の入国時、14日間の強制隔離案についてベトナム政府はまだ明確な立場を示していない。

ある消息筋によると「外国人が入国しても14日間は隔離されるかどうかが最大の関心事になるだろう」とし「まだベトナム政府がこれを施設隔離として維持するか、自主隔離に切り替えるかについて引き続き話し合っていると聞いた」と伝えた。

ベトナム入国希望者は電子ビザを通じてベトナムを入国する前にベトナム政府の承認が必要だ。また、入国時に全ての外国人は各国政府が保証した新型コロナに感染していないという公式証明書を持参しなければならない。

ベトナム電子ビザは通常30日間の単数ビザであり、発給には3日かかる。外交部によると、発給対象は大韓民国の国民なら誰でも申請でき、観光ビザ、商用ビザなど滞在目的に区分はない。


 
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