大韓航空の運航乗務員、新型コロナに感染・・・26日に続き2人目

[写真=大韓航空]


大韓航空の運航乗務員のうち2人目の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の感染者が発生した。相次ぐ感染者発生に乗務員たちが飛行を恐れている。

29日、業界によると、今月26日に大韓航空の運航乗務員が初めて感染判定を受けたのに続き、2人目の感染者が出た。

感染者は貨物機を運航する副機長であるという。現在、疾病管理本部は該当乗務員の動線や感染経路などを把握している。また、一緒に勤務した同僚3人もコロナ19診断検査を受けた結果、3人とも陰性判定が出た。

これに先立ち、今月26日には大韓航空の操縦士1人が休暇中にコロナ19の感染判定を受けており、当時、同じ機種に勤務した同僚3人は陰性判定を受けた。

今年2月と3月に乗客と直接接触する客室乗務員の中から感染者が出た事例はあったが、最近、不特定多数の乗客と接触する可能性が相対的に低い運航乗務員までコロナ19の危険にさらされている。

これに対し、大韓航空の操縦士労働組合(KAPU)は会社の対策作りを強く要求した。

大韓航空の操縦士労組は、感染がこれ以上拡大されないように △具体的な対策作り △無理なスケジュール編成の自制 △海外から帰国後の感染拡散防止のための休息場所提供 △海外滞在時の安全な空間確保 △感染乗務員に対する勤怠処理と処遇基準作りなどを要求した。

大韓航空の操縦士労組は「コロナ19で経営が厳しくなった会社の経営状況を十分理解し、できるだけ積極的な態度で会社に協力した」とし「しかし、労組が会社側に要求したコロナ19の予防対策や感染乗務員に対する管理策および処理手続き、勤怠処理や処遇に関する基準は公示されていない」と明らかにした。
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