ソウル市、「自転車を抱くタクシー」を7月1日から運行

[写真=聯合ニュース(ソウル市が来月から「自転車を抱くタクシー」をテスト運営する)]


新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の拡大により自転車の利用が急増し、移動サービスに対する新規需要も増えている。ソウル市は29日、市民の不便を解消するとともに新規交通サービスを導入するため、7月1日から「自転車を抱くタクシー」サービスのテスト運営を実施すると明らかにした。

ソウル市は市民の不便を解消するため、7月1日からマカロンタクシーと「自転車をくタクシー」サービスを開始する予定だ。環境にやさしい電気タクシー10台に自転車スタンドを装着してテスト運営し、今後、利用需要に応じて弾力的に運営台数を拡大していく計画だ。

利用方法は、グーグルストアまたはアプリストアで「マカロンタクシー」アプリを設置してから予約する→利用目的地の入力→予約日程(時間)選択→自転車を抱いたタクシーを選択して利用できる。予約は利用開始時間の2時間前まで可能で、到着時に専門的な安全教育を受けたタクシー運転手が自転車スタンドを取り付ける。最大3台まで取り付け可能で、自転車1台あたり3000ウォンの追加運送料が徴収される。

市によると、自転車は密集した空間を避けて中長距離移動が可能で、アンタクト(非対面)時代の代表的な移動手段として浮上している。ソウル市の公共自転車である「タルンイ」の利用も前年比約70%増加するなど、自転車に対する市民の関心も高まっている。

また、公共交通と自転車利用の連携に対する市民の需要も高まるにつれ、自転車インフラの構築及び様々なサービス提供の必要性が高まっている。特に自転車の携帯乗車は週末や地下鉄に限られ、自転車が故障したときには移動サービスがなくて市民の不便が大きかった。

ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は「今後、タクシーだけでなくバスにもスタンドを設置し、自転車と公共交通を連携した多様な移動サービスを用意する」とし、「アンタクトの需要に合わせてCRT(Cycle Rapid Transportation)ネットワークの拡充、自転車インフラの導入などに多角的に取り組み、より便利な自転車利用環境を作る」と述べた。
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