​HMM、超大型船を兵器に価格競争力・船腹量↑

[​HMM、超大型船を兵器に価格競争力・船腹量↑]



HMMが全世界の物流量の下落にも、超大型コンテナ船を武器に、価格競争力と船腹量増加の二兎を捕った。

9日、フランスの海運調査機関のアルファ・ライナーによると、2020年上半期のグローバル上位12のコンテナ船社の供給量はいずれも減少した中、HMMの総船隊は42%増加した。 HMMの超大型船の引き渡しと2Mから返還された船舶の影響が大きかった。

世界1位の海運会社のマスクの船腹量は23.6万TEUの減少を記録し、供給量が最も大幅に縮小したものとなっており、市場占有率も17.8%から16.6%に下落した。 船隊の縮小はほとんど傭船返還を通じて行われたものと推定される。 マスクの場合、今年初め、393隻を傭船を通じて保有していたが、55隻を返還したという。

全世界の物流量が減少する状況で、船腹量を増加させたが、収益率はむしろ増加する見通しだ。 HMMが4月末からアジア~欧州航路に投入した超大型コンテナ船のうち、1~4号線はすべて満船を記録した。

1号線は1万9621TEU、2号線1万9504TEU、3号線1万9490TEU、4号線1万9459TEUでヨーロッパに出航し、満船の基準である1万9300TEUを4回連続超えた。 5~6号線もアジアの寄港地を運航してヨーロッパに出港する予定だ。 7号線は3日、大宇(テウ)造船海洋玉浦(オクポ)造船所から釜山(プサン)港に出発した。

HMMが順次投入している2万4000TEU級の超大型船は2018年政府の海運再建5ヵ年計画によって発注された船舶だ。 現在まで計7隻が引き渡された。 9月まで12隻すべてが引き渡され、アジア~欧州航路に投入される予定だ。

業界は船腹量の拡大と原価競争力の改善が持続されるだけに、下半期の黒字転換のスピードは速まるものと予想している。

国内のある海運業界研究所研究員は"下半期からコロナ19による封鎖措置が徐々に解消され、減少した物流量が再び回復するものとみられる"、"HMMは超大型コンテナ船を通じたコスト競争力を基に、営業を発揮するならば、正常化の速度はさらに早まるだろうと見込んでいる"と話した。

一方、HMMは1四半期、20億ウォンの営業損失を出し、20期連続の赤字を免れなかった。 しかし、赤字規模は昨年同期比98%が減少し、赤字幅は昨年3四半期から持続的に減った。
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