新型コロナで金価格急騰・・・短期的な投資は危険

[写真=聯合ニュース提供]


金価格が急騰を続けている。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響で金融市場が大きく動揺したためだ。代表的な安全資産である「金」に対する需要が急増している。このような状況はしばらく続く可能性が高いため、「金テク(金+財テク)」に関心を持つ消費者も増えている。

10日、韓国取引所によると、先月末基準で韓国取引所での金1グラム当たりの価格は8640ウォンで、昨年末の5万6270ウォンより22%も高騰した。2014年末の2330ウォンより62.2%ほど上昇した数値だ。

当分の間、金価格の上昇の勢いは続く見通しだ。専門家らは少なくとも半年以上は金価格の高止まりが続くだろうと見込んでいる。このため、金テクに対する消費者の関心も次第に高まっている。

金投資法はゴールドバー購入など直接な投資とゴールド口座・ゴールドファンド・ゴールドバンキングなどに分かれる。

実物への直接投資は、金の相場の変動によって差益を得る構造だ。最大の長所は節税によいというところだ。相続税と贈与税、金融所得総合課税などから除かれるためだ。

反面、取引時に別途の手数料がかかるのが短所だ。買う時は10%の付加価値税を、売る時も一部の手数料を払わなければならない。なので、小額短期投資目的には適さない。

販売チャンネル別に価格の差も大きい。一般的な金の販売価格はテレビショッピングとデパートが最も高く、金融機関が最も低い。購買過程で金の「純度」も注意深く見なければならない。

ゴールド口座には金通帳、ファンド、上場指数ファンド(ETF)などがある。口座開設後にお金を振り込めば、国際相場によって収益率を換算して積み立てられる。この中で最も需要が高いのはETFだ。付加価値税がなく、売買差益による利子配当所得税(15.4%)だけを負担すればいい点が肯定的だ。

ただ、短期的な投資は望ましくない。金融界の関係者は「金の場合、相場変動性が大きいだけに短期的な接近は危険だ」とし「長期的な観点から全体資産ポートフォリオのうち10~20%程度を投資するのが望ましい」と説明した。
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