コスピ、5カ月ぶりに2200ポイント回復・・・新型コロナワクチン開発への期待感

[写真=聯合ニュース(15日、コスピが上昇して取引を終えた)]


コスピが新型コロナウイルス感染症(コロナ19)ワクチンの開発期待に上昇して取引を終えた。コスダック指数は強弱入り混じった状態を見せたが、上昇に転じて終了した。

15日、韓国取引所によると、コスピは前営業日より18.27ポイント(0.84%)高の2201.88で取引を終えた。

終値基準でコスピが2200台で取引を終えたのは、コロナ19拡大の勢いが本格化した今年2月19日(2210.34)以来、約5カ月ぶりだ。

この日、コスピが上昇したのはコロナ19ワクチンの開発ニュースが影響を及ぼした。米国の現地メディアは、バイオ企業のモダナ(Moderna)が間もなくコロナ19ワクチンの臨床3相に突入すると報道した。また、ワクチンの初期の臨床試験の結果、対象者全員に抗体が形成されたという研究結果のニュースが出たりもした。

キウム証券のソ・サンヨン研究員は「コロナ19ワクチンに関する好材料に支えられ、上昇して取引を終えた」とし「特に外国人投資家と機関の買い越しや需給的な部分も肯定的に作用した」と述べた。

続けて「ただ、中国の株式市場がドナルド・トランプ米大統領の記者会見などに基づいて、米中対立への懸念によって下落する傾向を見せ、上昇分の一部を戻した」と付け加えた。

一方、コスダック指数は前日より2.90ポイント(0.37%)高の781.29で取引を終えた。
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