サムスン電子、IFA参加の代わりにオンタクトにオールイン…家電事業も「オンラインアンパック」

[サムスン電子、IFA参加の代わりにオンタクトにオールイン…家電事業も「オンラインアンパック」]



サムスン電子が9月、「ライフアンストッパブル(Life Unstoppable)」オンラインイベントを開き、下半期のCE(消費者家電)部門新製品を公開する。 ドイツ・ベルリンで開かれる世界最大の家電展示会「IFA 2020」に不参加を決定した代わりに、オンライン行事を通じて販路を見出すという戦略だ。

22日、サムスン電子によると、会社は9月2日午前9時(英国サマータイム・BST基準)、オンラインを通じてライフアンストッパブル・イベントを開催する予定だ。

該当行事で、サムスン電子は45分間、TVと家電新製品を紹介する。 来月5日に開かれる「ギャラクシーアンパック」を通じて公開されるモバイル機器との連動性も強調される見通しだ。 人間中心の革新を通じて、どのように人たちが「シームレス(Seamless)」ライフスタイルを営むことができるのかを示してくれるだろうというのが会社側の説明だ。

サムスン電子のCE部門が別の名称でオンライン行事を開くのは今回が初めてだ。 IFA 2020に参加しないことにしたのを受け、独自のオンラインイベントを用意したものと解釈される。 サムスン電子は1991年以降、毎年IFAに参加してきたが、コロナ19の拡散を考慮し、役職員とパートナー会社の安全のために今年は参加しないことにした。

今年に入ってサムスン電子はオンラインマーケティングに総力を傾けている。 コロナ19事態の長期化によって、大規模な博覧会が相次いでキャンセルされたり、縮小運営されながら、取引先とのオフラインミーティングが事実上不可能になったからだ。

IFA 2020も2泊3日の日程で、例年に比べて縮小して進められ、1日入場者も1000人に制限される。 世界最大の商業用ディスプレイ展示会「インフォコム2020」も今年はオンラインだけで行われた。 世界最大の技術展示会と言われるCESも来年開催が不透明な状況だ。

4月、サムスン電子は業界専門家を対象に毎年開かれる「テックセミナー」をオンラインで進めた。 双方向マルチメディアのプレゼンテーションが可能な「Webinar」方式で、2020年型QLED TVの最新技術を紹介した。 さらに、5月にはアウトドアTV「ザ・テラス」を米国に発売し、1000人余りを対象にオンラインでショーケースを披露した。

今月1日にはデジタルサイネージ新製品をオンラインで体験することのできる仮想ショーケース「サムスンVX」サイトも作った。 仮想の展示空間を通じて製品を見られるだけでなく、取引と関連した相談も可能だ。
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