[写真=ロイター・聯合ニュース]
米ドルが反騰し、ウォン・ドル為替レートが小幅上昇した。
10日、ソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは前営業日比0.9ウォン安の1185.6ウォンで取引を終えた。この日の為替相場は、4.3ウォン上昇した（ドル高）1189.0ウォンで取引を始め、ドル高を維持した。
連日ドル安が続いたが、ドルが反騰してウォン・ドル為替相場も小幅上昇したとみられる。今月7日（現地時間）、ニューヨーク外国為替市場で主要6通貨に対するドルの価値を反映したドルインデックスは前営業日より0.65%上昇した93.401を記録し、3日ぶりに最も高い水準となった。
米国と中国間の対立が深まる憂慮で、危険資産を好む心理が萎縮した影響だ。ドナルド・トランプ米大統領は、中国のモバイルアプリ「TikTok (ティックトック)」と「WeChat（ウィーチャット）」の親会社が自国内で取引できないようにする行政命令に署名した。
市場は米中間の対立が再び高まり、人民元をはじめとするアジア新興国通貨が下落すると予想している。
同日、韓国の株式市場は上昇の勢いが続いた。コスピ指数は前営業日より1.48%高の2386.38で取引を終えた。
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