[GGGF2020] チェ・ユンソクMS専務「AI、コロナ時代のゲームチェンジャー」

[写真=亜洲経済 ユ・デギル記者 dbeorlf123@ajunews.com(9日、GGGFで韓国マイクロソフトのチェ・ユンソク専務が発表している)]


コロナパンデミック(世界的大流行)事態以後、人工知能(AI)技術が社会問題を解決する核心技術として注目されるだろうという見通しが出た。

チェ・ユンソク韓国マイクロソフト(MS)ストラテジックテクニカルプログラムマネージャー(専務)は9日、ソウル中区のザ・プラザホテルで開かれた第12回『Good Growth Global Forum(GGGF)』で新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の拡大以後のAIの役割について「社会問題の解決策を提示するゲームチェンジャー」と述べた。

彼は、AIがコロナ19拡大のような世界的な災害状況で活用される先端技術の一つだと強調した。

チェ専務は「マイクロソフトはインテル、AMD、エンビディアなどとコンソーシアムを構成し、コロナ19の治療法とワクチンを開発するのに各社のスーパーコンピューターを動員している」とし「また、ヨーロッパの主要応急医療機関ではAIを基盤に製作されたチャットボットがコロナ19に関する問い合わせに自動的に答え、データを記録して保健スタッフの仕事を助けている」と強調した。

続けて、マイクロソフトのサティア・ナデラCEO(最高経営者)の言葉を引用し「過去30年間、私たちは人々にコンピューターを理解するように教え、今は世の中を理解するようコンピューターを教えている」とし「このようなすべての能力は私たちの暮らしと世界に大きな変化をもたらすだろう」と伝えた。

このため、米国と中国はAI市場を先取りするために熾烈な競争を繰り広げている。両国はAI分野の特許出願、投資、才能、研究論文、技術保有企業部門で1、2位を争っている。中国の4大AI企業の1つであるメグビ(Megvii)は最近、香港株式市場に企業公開(IPO)を申請した。メグビーは、グローバルコンピュータービジョンアルゴリズム学術コンテストで、グーグルとマイクロソフトを抜いて優勝した。

ドナルド・トランプ米政権が中国にAI技術を奪われないよう、AIソフトウェアを輸出できないように制限したのも、両国間の技術覇権の結果だ。

ただ、チェ専務はAIの発展が私たちの生活に及ぼす影響について倫理的にアプローチする必要もあると述べた。

彼は「私たちはAIを発展させる方法だけでなく、AIをどのように正しく活用するかも考えなければならない」とし「マイクロソフトは気候や水、農業、生物の多様性などの領域で発生する問題をAIが解決できるように適用している」と説明した。
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