SKイノベーション、バッテリー子会社に3000億投資誘致して生産設備の拡充

[SKイノベーション、バッテリー子会社に3000億投資誘致して生産設備の拡充]



SKイノベーションが電気自動車などに使われるバッテリーのコア素材である分離幕(LiBS)事業の生産設備を拡充する。 SKイノベーションの子会社であるSK IETはフリーIPO(上場前の企業投資)資金として3000億ウォンを調達し、設備の拡充に乗り出す。

SKイノベーションは23日、理事会を開き、SK IETの第3者割当有償増資(Pre-IPO;Initial Public Offering)推進に向けた財務的投資者との契約締結を決議した。

このため、SK IETは22日に理事会を開き、第3者割当有償増資の推進を承認している。 第3者割当有償増資は正式IPO以前に一定の持分を投資者に売却する資金誘致の形態である。

SK IETは今回の第3者割当有償増資を通じて、全体株式の10%(発行後基準)に該当する普通株を発行韓国の私募ファンド(PEF)運用会社のプレミアパートナーズに譲渡し、約3000億ウォンの資金を調達する。 これで現在、SK IETの持分を100%保有しているSKイノベーションの持分は90%に調整される予定だ。

有償増資を通じて募集した資金はすべてSK IETに編入される。 SK IETはこの資金を今後の投資財源として使用する計画だ。

SK IETは現在、忠清北道曾坪(チュンピョン)にバッテリーの核心素材である分離幕の生産工場を保有している。 昨年、12号、13号ラインを完工するなど生産設備に投資している。 今後、爆発的に増える電気車バッテリーの需要に対応するためだ。

SKイノベーションの関係者は"今回の第3者割当有償増資で、SK IETは来年予定しているIPOの成功的な推進基盤を築くことになった"、"今回の資金調達で、SK IETの来年下半期の生産能力は今の2倍を上回るものとみられる"と述べた。
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