政府、新型コロナワクチン・治療薬開発に予算2604億ウォン編成

[写真=聯合ニュース(新型コロナ治療薬とワクチンの開発に没頭している韓国生命工学研究院本院の研究院)]


韓国政府が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)ワクチンと治療薬の開発に速度を上げるため、来年度の政府予算に2604億ウォンを編成した。政府はワクチン・治療薬開発関連企業の臨床試験支援などに予算を使う計画だ。

政府は25日、コロナ19治療薬・ワクチン開発に向けた政府支援委員会会議を開き、韓国の国内主要企業が進めている治療薬・ワクチン開発現況を点検した。同日の会議には、抗体治療薬を開発しているセルトリオン、ワクチンを開発しているSKバイオサイエンスが参加した。

これに先立ち、政府は今年8月にジェネクシン、SKバイオサイエンス、チンウォン生命科学(以上 ワクチン)、セルトリオン、GC緑十字、大熊製薬、シンプン製薬(以上 治療薬)などを支援対象企業に選定している。

国内企業のコロナ19臨床研究の現況によると、13企業16件(治療薬15件、ワクチン1件)、海外臨床は8企業、11件(9ヵ国)が行われている。

政府は来年度予算にコロナ19治療薬とワクチン開発支援用途として2604億ウォンを編成し、国会に提出した。これは今年編成された予算2186億ウォンより418億ウォン増額(19.1%)された規模だ。

詳細を見ると、△治療薬とワクチン開発1528億ウォン △研究・生産基盤構築515億ウォン △防疫物品・機器高度化371億ウォン △基礎研究強化190億ウォンなどだ。

政府は企業の財政負担を減らすため、臨床試験治療薬450億ウォン、ワクチン490億ウォンなどの費用を支援すると明らかにした。
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