LG化学、3四半期の営業利益9021億…前年比158.7%↑

[LG化学、3四半期の営業利益9021億…前年比158.7%↑]



LG化学は12日、3四半期の営業利益で、9021億ウォンを記録し、前年同期比158.7%増えたと暫定業績を公示した。 これは当初の市場の予測値だった7000億ウォン台を大きく上回る水準だ。

売上も7兆5073億ウォンを記録し、昨年3四半期比8.8%増えた。 今年3四半期の売上と営業利益はLG化学が収めた四半期別の実績の中で過去最大規模だ。

LG化学が決算公示前に暫定業績として発表したのは今回が初めてだ。 これはバッテリー事業の分割を控え、「株主管理」の動きと関連が深いものと分析される。

先立って、LG化学は先月17日、電気車バッテリーに代表される電池事業部門の物的分割(分社)計画を発表した以後、小口株主たちの激しい反発にぶつかった。 分社の発表後、個人投資者たちは先月29日までLG化学の株式6000億ウォン分を売り渡すほどだった。

30日に電池事業部門の分社に向けた臨時株主総会を控えたLG化学としては株主たちを安心させるカードとして暫定業績を取り出したものと解釈される。 30日の臨時株主総会で分社が決定されると、LG化学は12月に発足する電池事業部門の新設法人であるLGエナジーソリューション(仮称)の持分100%を所有することになる。

これに対し、LG化学の関係者は"当社に対する市場の関心が高まり、株主や投資家らが業績予測と企業価値について判断できるようにするため、暫定業績を公示した"と述べた。

LG化学が3四半期に好実績を記録したのは主に家電・自動車内装材に使われるABSとPVCなど石油化学部門の収益拡大によるものと分析される。

実際、今年3四半期はコロナ19の影響で、家の中で生活する例が増え、家電販売が好調を見せた。

今回の暫定業績の公示では詳しく明らかになっていないが、バッテリー事業の営業利益は前四半期と同様か、もしくは小幅減少するという見通しが出ている。 バッテリー関連の売上が上半期に集中し、3四半期に短期的に前四半期より業績が悪化するのだ。 しかし、2四半期と同様に、今回の四半期にも黒字の基調を続けていくだろうという見方が多い。

金融投資業界はLG化学の化学部門の好調で、4四半期も安定的な業績を出すものと予想した。

ある証券会社の研究員は"4四半期にもコロナ19による家電・家具・プラスチックの需要増加で、主力である化学部門が好実績を出すだろう"とし、"LG化学が今年末、電池事業部門の分社を控え、市場の期待を上回る業績を収め、物的分割の推進にも動力を得るようだ"と述べた。
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