IOC、サムスン李健煕会長の死去に哀悼の声明を発表

[写真=聯合ニュース]


国際オリンピック委員会(IOC)が、故李健熙(イ・ゴンヒ)サムスングループ会長を哀悼した。

IOCは26日(韓国時間)、公式チャンネルを通じて「IOCは78歳で亡くなった李健熙IOC名誉委員のニュースを聞いて深い悲しみに陥った」とし、「1987年にサムスングループの会長として選任された故人は、自社を世界的なグループに作り上げ、世界的なオリンピックスポンサーに成長させた」と伝えた。

故李健熙会長は、2020年10月25日午前4時ごろ、享年78歳で死去した。

IOCのトーマス・バッハ会長は、「故人はサムスングループをIOCの最高スポンサーに作り上げ、オリンピックの成功に大きく貢献した」とし、「彼のオリンピック遺産は今後も引き続き維持されるだろう。IOCはスイス・ローザンヌにあるオリンピック旗を弔旗掲揚する予定」と述べた。

故人は1968年、日本の東京早稲田大学で経済学の学位と米ジョージワシントン大学でMBAを取得した。マスコミの専務として勤めていた彼は、1978年にサムスングループの副会長になった。

全国経済人連合会副会長、韓日経済委員会副委員長、韓米ワイズメイン協議会委員、韓国青年会理事などを兼任した。

IOCとは1988年、サムスングループがソウルオリンピックの地域スポンサーとして参加したのをきっかけに、1998年長野冬季オリンピックでは世界的なレベルのスポンサーになった。2018年の平昌冬季オリンピックでは無線通信などまだ後援カテゴリーを拡大した。

これまで五輪勲章(1991年)、フランス最高権威の勲章であるレギオンドヌール(2004年)、ヴァン・フリート・アワード(2006年)などを受賞した彼は、1996年にIOC委員として選ばれ、2017年にIOC名誉委員になった。
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