サムスンSDS、3四半期の営業益2198億…前年比6.4%↑

[サムスンSDS、3四半期の営業益2198億…前年比6.4%↑]



サムスンSDSが27日、暫定業績の公示を通じて、3四半期の売上2兆9682億ウォン、営業利益2198億ウォンを記録したと発表した。 前年同期対比の売上と営業利益がそれぞれ11.7%・6.4%増加し、上半期と違って、新型コロナウイルスの影響をかなりの部分克服したものとみられる。

サムスンSDSはIT戦略事業・物流BPO事業の拡大と対外事業の成長に支えられ、歴代最高の四半期の売上高を達成したと明らかにした。 成長要因として、クラウド転換、企業経営システムのデジタル革新、スマートファクトリーの構築、業務協力・自動化ソリューション事業の拡大を挙げた。

サムスンSDSの3四半期の暫定業績の売上は2兆9682億ウォンだ。 前年同期比11.7%増加し、2四半期比15.6%増加した。 3四半期の暫定業績の営業利益は2198億ウォンで、前年同期比6.4%増加し、2四半期比11.8%増加した。

3四半期のITサービス事業の売り上げは12兆3347億ウォンと集計された。 前年同期比2.9%減少しているが、2四半期比1.1%増加した数字だ。 ITサービス事業の営業利益は1858億ウォンで、前年同期比3.1%増加し、2四半期比0.8%増加した。

3四半期の業績の成長を導いた要因で、製造・金融業中心のクラウド転換、全社的資源管理(ERP)・製造実行システム(MES)など企業経営システムのデジタル革新とスマートファクトリーの構築、業務自動化・協業ソリューションベースの非対面業務環境の具現などを挙げた。

サムスンSDS側は3四半期の実績発表の説明資料を通じて、"ハイブリッドクラウドの構築など金融クラウドの拡大、半導体や部品素材の生産設備投資の拡大など上半期に遅延された生産設備投資の再開、協業ソリューション対外使用の増加"効果を見たと明らかにした。

ITサービス事業の中でも新型コロナウイルス事態に対応するための企業のデジタル革新と非対面業務環境の構築などが業績回復に役立ったことが分かった。 会社の関係者も"上半期に遅延されたIT投資が再開されたことによって、明確な回復動向を見せた"と述べた。

4四半期に予想されるポストコロナ対応レベルのデジタル転換への投資拡大、予想ITサービス分野で人工知能(AI)および研究開発のための高性能クラウド転換、製造知能化、データ分析など顧客デジタルトランスフォーメーション支援事業を積極的に拡大する計画だ。

3四半期の物流BPO事業の売り上げは1兆6335億ウォンと集計された。 前年同期比27.2%増加し、2四半期比31.0%増加した数字だ。 物流BPO事業の営業利益は340億ウォンで、前年同期比29.0%増加し、2四半期比173%増加した。

サムスンSDSは物流BPO事業がTV、家電製品など取扱量の増加及び対外事業の拡大で成長したと明らかにした。 会社は物流分野で、ハイテク、部品、eコマース産業中心に事業を拡大し、ブロックチェーン流通履歴管理サービスなど新事業を積極的に推進する計画だ。
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