サムスン電子が3四半期、新型コロナにも歴代最大の売上げを記録した。 営業利益も2018年4四半期以降、7四半期ぶりに再び10兆ウォン台に復帰した。
セット製品の需要が予想に比べ大幅に増加した中、グローバルサプライチェーンマネジメント(SCM)を活用した適時の対応で、販売量が大幅に拡大されたおかげだ。 部品事業の需要がモバイルを中心に回復され、売り上げが増大したのも一役買った。
サムスン電子は29日、3四半期連結基準で売上げ66兆9600億ウォン、営業利益12兆3500億ウォンを記録したと明らかにした。
昨年同期比それぞれ8.0%、58.8%増加した数値だ。 営業利益率も18.4%で、大幅に改善された。
メモリー業況の改善とセット製品の販売好調などで、営業利益と利益率いずれも大幅に増加した。 メモリー半導体は平均販売単価(ASP)の下落にもかかわらず、モバイルとPCなどの堅調な需要の中、従来のガイダンス比出荷量が増加し、持続的なコスト改善で堅調な実績を維持した。
システム半導体はシステムLSIの主要モバイル部品の需要の回復と、ファウンドリー主要顧客企業に対するHPC用チップなどの受注拡大で、業績が改善された。
DP(ディスプレイ)は中小型パネルの主要顧客らの新製品の販売拡大と、大型パネルの需給環境の改善で、業績が改善された。 ただし、前年同期比では中小型パネルの主要顧客の新製品発売の日程が例年に比べ遅れ、実績が減少した。
IM(IT・モバイル)部門の無線はプレミアム新製品の発売などで、スマートフォンの販売量が約50%急増したことによって、規模の経済効果が拡大され、費用効率の向上で、収益性が改善され、前期対比の実績が大幅に成長した。
CE(生活家電)部門は需要が大幅に拡大された中、グローバルSCMを活用した適時の対応で、プレミアムTVと家電製品の販売が大幅に増加し、前四半期と前年同期対比の実績が共に大幅に改善された。
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