[SKイノベーションがLG化学を相手に起こした特許訴訟、来年11月に判決]
SKイノベーションがLG化学を相手に米国国際貿易委員会(ITC)に提起した特許侵害訴訟の最終判決の期日が来年11月30日に決まった。 当該訴訟は来月1日、LG化学から分社する電池事業部門の新設法人「LGエネルギーソリューション」(仮称)が継承する見通しだ。
5日、業界によると、最近、ITCはSKイノベーションが自社のバッテリー特許技術(994特許)を侵害したとし、LG化学を相手に起こした特許訴訟の最終判決期日を来年11月30日に定めた。 訴訟当事者らが各自の主張と相手側の主張に対する反論を展開する弁論期日は来年3月15∼19日の5日間、行われる予定だ。
委員会の最終判決の前にITC行政判事が予備の決定を下す期日は来年7月30日だ。 特許訴訟ではITC行政判事の予備決定のうち、約90%がITC委員会の最終決定でも維持される。
LG化学は昨年4月、先にSKイノベーションが自社のバッテリー中核スタッフを奪い、営業秘密を侵害したとし、ITCと米国デラウェア地方裁判所に訴訟を提起した。 同年9月、SKイノベーションは自社の994特許を侵害するバッテリー製品をLG化学が米国で販売しているとし、ITCに特許訴訟を提起した。 これにLG化学はむしろSKイノベーションが特許を侵害したとしてITCに追加訴訟を提起した。
ITCはLG化学が最初に提起した営業秘密侵害訴訟について、来月10日に最終判決を下す予定だ。 ITCは今年2月、SKイノベーションに早期敗訴の予備決定を下した。
SKイノベーションがLG化学を相手に起こした特許訴訟は来年11月30日、逆にLG化学がSKイノベーションを相手に起こした特許訴訟は来年7月19日、最終判決が出る予定だ。
LG化学のバッテリー事業部門の分社に伴い、LG化学が訴訟当事者として参加してきたバッテリー技術の営業秘密・特許訴訟は来月1日に発足する「LGエネルギーソリューション」（仮称）が継承する見通しだ。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
