食肉加工品市場、毎年9%成長・・・1人世帯のおかげで豚カツ・ソーセージ販売急増

[写真=新世界フード]


豚カツやソーセージなど食肉加工品市場が、この4年間で年平均約9%ずつ成長したことが分かった。1人世帯とキャンプ人口が増え、食肉加工品など家庭料理に代わる食事(HMR)製品の需要が増加した影響が大きかったという分析だ。

10日、農林畜産食品部と韓国農水産食品流通公社(aT)が発表した「2020加工食品細分市場現況報告書」によると、2018年の食肉加工品生産額は前年より2.4%増えた5兆6000億ウォンと集計された。これは2015年以降、年平均8.9%増加した数値だ。

品目別には、2018年基準で豚カツなどの薬味肉類(10.5%)、ソーセージ類(5.8%)、ジャーキーなどの乾燥加工肉類(3.3%)などの生産額が前年より増加した。一方、サムゲタンなど食肉抽出加工品(-22.5%)、ベーコン類(-11.7%)、ハム類(-10.0%)などは代替品によって需要が減り生産が減少した。

昨年、世界の食肉加工品の市場規模は4238億ドル(約472兆ウォン)を記録し、2015年以降年平均2.4%成長した。

国別には米国が全体市場の25.2%に当たる1066億ドルを占めており、中国517億ドル(12.2%)、ドイツ286億ドル(6.7%)などの順だった。韓国は39億ドルで19位だった。

昨年、韓国の食肉加工品の輸出額は2046万ドルを記録し、前年比0.6%伸びた。輸入額も5532万ドルで3.0%増加した。

韓国の国内ではハム類(28.8%)、ソーセージ類(28.2%)、ベーコン類(10.2%)などを主に消費することが分かった。特に新型コロナ発生後、ソーセージ類やハム類の購買率は昨年比32.4%と30.0%がそれぞれ増加した。
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