10月の輸出金額、1ヵ月ぶりに下落へ転換

[写真=亜洲経済DB]


10月の輸出金額が1ヵ月ぶりに再び下落へ転換した。石炭や石油製品、機械や装備などの輸出金額が減った影響だ。

韓国銀行が25日に発表した「2020年10月の貿易指数および貿易条件」によると、先月の輸出量は1年前より0.3%上昇した。今年9月(13.4%)に続き2ヵ月連続上昇した。ただ、増加幅はかなり縮小した。

コンピューター、電子および光学機器(3.8%)、化学製品(6.1%)などが増え、このような流れを主導した。石炭や石油製品(マイナス17%)、機械や設備(マイナス14%)などは減った。

韓銀の関係者は「輸出物量の増加幅は鈍化したが、操業日数の減少差を勘案すれば上昇傾向は維持された」と説明した。

輸出金額指数は前年同期比3.5%下落した。9月の輸出金額指数は7ヵ月ぶりに上昇に転じたが、再び下落した。石炭および石油製品(-49.4%)が大幅な下落を続けている中、機械および装備(-14.2%)、繊維および皮製品(-19.4%)なども相次いで下落した。

輸入物量指数は前年同月より4.3%上昇した。コンピューター、電子及び光学機器(10.7%)、電気装備(16.8%)、機械及び装備(12.1%)などが増加した。輸入金額指数は6.7%下落し、7ヵ月連続で下落傾向が続いた。

純商品交易条件指数(商品一つの単位を輸出した代金で買える輸入品の量)前年同月比7.6%上昇した。輸入価格(-10.6%)が輸出価格(-3.7%)より大幅下落した影響だ。所得交易条件指数は、輸出物量指数が上昇した中、純商品交易条件指数が上がり、前年同月比7.9%上昇した。
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