Project Veritas、CNN9AM CALL暴露・・・「2カ月前からCNNの電話会議を聞いていた」

[写真=プロジェクト・ベリタス(Project Veritas)ユーチューブチャンネル]

CNNの内部会議録音が流出され、大きな波紋を呼んでいる。

米非営利の調査ジャーナリスト組織である「プロジェクト・ベリタス(Project Veritas)」は12月1日(現地時間)、CNNの毎朝の電話会議を録音した内容をシリーズで公開していくと明らかにした。

プロジェクト・ベリタスの暴露により、これまでに公開された録音からトランプ陣営の言論を抑圧し、トランプ大統領を退陣に追い込むというCNNの方針が明らかになった。

1日夜7時(現地時間)から暴露を始めたプロジェクト・ベリタスのCEO、ジェームズ・オキーフ(James Okeefe)氏は、CNNの高位編集者とジェーフ・ジャッカー(Jeff Zucker)社長が毎朝9時の編集会議でどのようにトランプ陣営の選挙不正の告発を抑制するかについて話し合う録音ファイルから公開した。公開されたファイルでは、バイデン氏が政権を引き継がなければならないため、トランプ大統領がホワイトハウスを去ろうとしないことを大きく報道してはいけないと話すなど、具体的な行動指針まで意見を交わしている。

それだけでなく、プロデューサーのステファニー・ベッカー(Stephanie Becker)氏は、アメリカ同時多発テロ事件で爆破されたツインビルを例として挙げ、トランプを脅かそうと言ったりする。これに対してジェーフ・ジャッカー氏は同意するという反応を見せる。また、「国家安全という次元で考えた結果、その問題を浮上させたほうがいい」とも話す。さらに彼らは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件が、政権移譲が多少持ち越されたために発生した惨事であるということを強調しなければならないとも主張した。アメリカ同時多発テロ事件を調査した共和党と民主党両党委員会が権力移譲の空白を指摘しただけに、トランプ氏に政権引継ぎの協力や退陣を求めるという作戦だ。

オキーフ氏は、「これはプロジェクト・ベリタスによるCNNに対する更なる調査であり、彼らの行為は完全にジャーナリズム倫理から外れている」と述べた。
 
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