[CES 2021] タクシーを呼んだらロボットが来た・・・来年、こんな日が来る

양정미 기자

登録 : 2021-01-13 14:23 | 修正 : 2021-01-13 15:12

[写真=GM提供(GMが開発した独自のバッテリーを含めたグローバルEV プラットフォーム「Ultium(アルティウム)」]

会社員のAさんは仕事のため光化門(クァンファムン)でタクシーに乗った。目的地を言わなくてもすぐ出発する。彼が乗ったタクシーは運転手のいない『ロボタクシー』だからだ。Aさんは携帯電話で座席の高さを調節する。おかげでAさんはタクシーで楽にミーティング資料をチェックでき、事前に入力しておいた目的地にも間に合った。

世界的な企業が12日(米国現地時間)、世界最大のテクノロジー見本市『CES 2021』で提示した次世帯モビリティ姿の一つだ。未来とはいえ、実現する日はそう遠くなさそうだ。

◆モビリティ、自動運転を超え『自動車を第2の家にする』

インテルとインテルの子会社であるモービルアイ(Mobileye)は、来年中にロボタクシーサービスの発売計画を明らかにした。ロボタクシーとは、乗客が呼び出した場所から自動運転車がピックアップし、目的地に運送するサービスだ。2025年発売が予想される消費者部門の自律走行車より先に公開される。

モービルアイの自動運転車は、今年上半期に米国、中国、フランス、日本などでテスト運行を計画している。このうち、安全化感知補助システムを通じて、人が運転する時より最大1000倍ぐらい安全だというのが会社側の説明だ。

また、顧客が合理的な費用で自動走行車を購入できるよう、モビルアイは自動運転向けのLiDAR(ライダー・レーザー光を使ったセンサの一種)統合チップをインテルとともに2025年までに開発することにした。ライダーとは、自動運転車が周辺環境を3次元と認識し、安全に走行できるようにする先端センサーだ。

日本の大手電機メーカーのパナソニックは、モビリティの概念をさらに一段階拡張した。単なる移動手段ではなく『第2の家』にするという目標だ。そのため、自動車にカメラ、サウンド、AR(拡張現実)などの新技術を網羅する計画だ。

今回のプレスカンファレンスでは車内の各種ディスプレイと座席を制御できる『スパイダープラットフォーム』を紹介した。同プラットフォームはグーグルのアンドロイドを利用した自動車運営体制で、音楽を流したり座席を操縦できる。

さらに、ドルビーなどグローバルオーディオブランドと協力して高い水準の音響を提供する予定であり、人工知能(AI)会社とリアルタイムで運転者の周辺を感知、分析するソリューションの開発も進めている。

電気自動車(EV)の大衆化に対するビジョンも提示された。ゼネラルモーターズ(GM)は今回のCESでEV大衆化に向けたマーケティングキャンペーン『EveryBody In』を公開した。2025年までにEVと自律運転に約30兆ウォンを投資し、グローバル市場に約30種の新しいEVモデルを発売するという目標だ。

ゼネラルモーターズ(GM)のマーケティング責任者Deborah Wahl(デボラ・ワール)氏は「GMはみんなのためにより安全な世界を作り、排出ガスを減少させ、完全なEVの未来を早める十分な能力と技術、野望を抱いている」と述べた。

◆電装部品メーカーも新技術に注目

このようにモビリティ市場が大きくなるにつれ、自動車部品メーカーも新しい技術を公開して注目を集めている。

自動車部品メーカー世界1位のボッシュは、『健康、家庭、モビリティのためのスマートなエコソリューション』というテーマでプレスカンファレンスを開き、AIとモノのインターネット(IoT)を結合したモノの人工知能市場のリーディングカンパニーになるというビジョンを提示した。モノの人工知能は個別モノの特性に合わせたAIを開発して活用する技術だ。

これに対しボッシュは、今回のCESで世界初めてセルフラーニングが可能なフィットネス・トラッキング・ウェアラブルおよびヒアラブルAIセンサーを公開した。これはAI自体がセンサー上で起動する技術であり、インターネット接続を必要とせず、エネルギー効率とデータプライバシーが向上するのが特徴だ。

韓国の自動車部品メーカーのマンドは今回のCESで革新賞を受賞した自由装着型先端運転システム『ステアリング・バイ・ ワイヤー(Steering by Wire/SbW)システム』を公開した。これは自動車のシャーシ(車を動かす空間)とハンドルを電気シグナルで連結する技術で、ハンドルが必要な時は引き出しのように取り出して使えるようにすることで空間の自由を実現してくれる。

また、世界初の『SPMモジュール(Smart Personal Mobility Module)』も公開する。SPMモジュールは2輪、3輪、4輪などe-マイクロモビリティ(電気スクーター、電気自転車など)に多様なコンセプトで適用され、配送市場を狙って今年は欧州市場に進出する計画だ。

LG電子と電気車部品生産合弁法人を設立するカナダの自動車部品メーカーのマグナは、具体的な製品を公開する代わりに、グローバル電気車市場を攻略するという目標を明らかにした。

マグナの最高経営責任者(CEO)、Swamy Kotagiri氏は「今回の合弁会社設立はお互いの強みを結合するためのもので、EVパワートレイン市場で両社の立場を強化する」と述べた。マグナプレスカンファレンスにサプライズ登場したLG電子のクォン・ボンソク社長も「産業界の先導的な自動車部品およびソリューション供給メーカーの1社になるのが目標」と述べた。

韓国投資証券のユ・ジョンウ研究員は、「CES 2021ではモビリティ産業に対する議論が拡大し、経済的利益を創出できる多様なサービスが浮上するだろう」と見通した。




 
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