ハンファ、人工衛星企業「Satrec Initiative」の持分30%買収…"宇宙産業シナジー"

[ハンファ、人工衛星企業「Satrec Initiative」の持分30%買収…"宇宙産業シナジー"]



ハンファ・エアロスペースが人工衛星専門企業「Satrec Initiative」の持分を買収する。

ハンファ・エアロスペースは13日、公示を通じて、Satrec Initiativeの発行株式の20%水準(約590億ウォン)を新株買収し、転換社債(500億ウォン)の取得を通じて、最終的に約30%の持分を確保すると明らかにした。

Satrec Initiativeは韓国初の衛星「ウリビョル1号」を開発したカイスト人工衛星研究センターの人員が1999年に設立した衛星専門企業だ。 衛星の本体と地上システム、電子光学搭載体など核心構成品を開発・製造する技術力を備えた。

ハンファ・エアロスペースは今回の買収について、"ニュー・スペース(New Space)時代を迎え、未来成長が期待される宇宙衛星産業関連の核心技術を保有した国内企業に投資し、中長期的には会社とシナジーを通じた衛星開発技術力を確保するための決定"と明らかにした。

現在、ハンファ・エアロスペースは宇宙衛星事業関連の韓国型発射体である「ヌリ号(KSLV-2)」液体ロケットエンジンの開発を担当している。

さらに、ハンファ・エアロスペースの子会社であるハンファシステムも衛星搭載体の映像レーダー(SAR)、電子光学・赤外線など構成品の製作技術と衛星アンテナ、通信端末機など地上体部門の一部事業もしているため、中長期的な協力を通じて国内外の宇宙衛星事業部門に進出できるものと期待している。

ハンファ・エアロスペースの関係者は"今回の持分買収に関係なく、 Satrec Initiativeの現経営陣が継続して独自経営できるように支援する"とし、"これで両社の力量を集中すれば、国内外の宇宙産業の衛星分野で多くの事業拡張の機会があるだろう"と説明した。
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