サムスン電子は5G移動通信装備について国際共通評価基準(Common Criteria、CC)の認証を獲得したと22日、明らかにした。
CC認証はIT製品のセキュリティを評価する国際基準で、世界各国で管理するセキュリティ評価基準の共通評価項目を満たしてこそ獲得できる。
サムスン電子は昨年1月からカナダセキュリティ評価会社のライトシップと5G移動通信基地局のセキュリティを検討し、国際CCポータルにセキュリティ製品に登録した。
今年1月には業界で初めて5G移動通信基地局を米国家情報保証協会(NIAP)で管理するセキュリティ認証製品に掲載した。 また、カナダ国防部傘下の通信保安局(CSE)の認証製品リストにも名を連ねた。
米国とカナダは国際標準であるCC認証と並行して独自の情報セキュリティシステムを構築し、追加的なセキュリティ検証及び認証手続きを運営している。
サムスン電子は北米地域で5G事業の拡大によって、製品の信頼性向上のためにCC認証の獲得を推進したと説明した。
先立って、サムスン電子は昨年、世界最大の移動通信会社である米国ベライゾンと5G商用供給契約を結び、米国防総省の5G技術検証に移動通信装備の供給会社に選定されたこともある。
カナダでもTELUS・Videotronと4G・5Gの商用事業をするなど北米5G事業を拡大している。
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