[資料＝聯合ニュース（企画財政部提供）]
韓国の国内総生産（GDP）に対する国家債務比率が4年後に64%を超える見通しだ。これは国際通貨基金（IMF）の分類上、先進国37カ国のうち9番目に大きな増加幅だ。
7日、IMFの世界経済展望資料によると、2015年40.78%だった韓国の国家債務比率は2025年64.96%になると予想された。
IMF資料の国家債務比率は、一般政府の負債（D2）を基準にした数値だ。
2015年40.78%だった韓国の国家債務比率は、2019年に41.92%、2021年に52.24%、2022年に55.80%、2023年に59.25%、2024年に62.27%、2025年には64.96%へと引き続き上昇する見通しだ。
世界的に昨年と今年の国家債務比率が大幅に増えるのは避けられない状況だ。新型コロナウイルス感染症（コロナ19）の危機を克服するため、拡張的な財政政策で対応した影響だ。
今年、韓国の国家債務比率は2019年対比10.32%ポイント増えると予測された。二桁の増加だが、他の先進国の国家債務比率の増加幅と比べれば良好な方だ。
同期間、ニュージーランド（28.68%p）、カナダ（26.35%p）、英国（26.17%p）、日本（26.01%p）、米国（24.96%p）、フランス（20.45%p）、ドイツ（12.75%p）などの順を記録すると予測された。
このように韓国の国家債務比率は他の国に比べて悪くない水準だ。問題は急速な増加速度だ。
今年の韓国の国家債務比率の増加幅は、2019年比37先進国のうち24位だ。期間を2015年から2025年までに10年に拡大すると、韓国の国家債務比率の増加幅は24.18%ポイントで、9位に急上昇する。
同期間、他の先進国の国家債務比率の増加幅はサンマリノが61.82%で最も大きく、シンガポール（34.82%）がその次だ。反面、スペイン（19.51%p）やイタリア（17.29%p）、カナダ（15.05%p）などは、国家債務比率の増加幅が韓国より小さいだろうと予想された。
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