韓国の銀行、12月末のウォン建て貸出の延滞率0.28%・・・ここ3年来で最安値

[写真=聯合ニュース]


昨年12月末、韓国の国内銀行のウォン建て貸出の延滞率(1ヵ月以上の元利金の延滞基準)が前月比0.07%ポイント下落したことが分かった。満期返済などの季節的要因や各銀行の年債債権の整理規模の拡大などが主な要因と分析される。

9日、金融監督院によると、昨年12月末基準の国内銀行のウォン建て貸出の延滞率は、前月比0.07%ポイント下がった0.28%を記録した。1年前と比べると0.09ポイント下落した。

これはここ3年間、月別の延滞率としては最低水準だ。これに先立って、月別の最低延滞率は昨年9月(0.30%)だった。

延滞率は、企業向け融資や家計融資共に下落した。同期間、企業向け融資金の延滞率は前月比0.08%ポイント下落した0.34%を示した。大手企業向け融資と中小企業向け融資は、それぞれ0.01%ポイントと0.10%ポイント下がった0.27%と0.36%だった。中小法人と個人事業者向け貸出もそれぞれ0.14%、0.06%延滞率が下落した。

家計向け融資延滞率は前月末比0.04ポイント下がった0.20%を記録した。家計融資の中では信用融資の延滞率の下落幅が大きかった。同期間、信用貸し出しなど住宅担保貸し出しを除いた家計貸し出し延滞率は0.09%ポイント下落した0.34%を見せた。住宅ローンの延滞率は0.02%ポイント下落した0.14%だった。

金融当局の関係者は「通常12月末の場合、貸し出し償還などで銀行の年債債権整理規模が拡大し、延滞率が下落した傾向がある」とし「2019年12月と2018年12月の延滞率もそれぞれ前月比0.12%、0.19%下落したりもした」と述べた。
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