政府が来週から現行の「社会的距離置き(ソーシャルディスタンス)」(首都圏第2.5段階、非首都圏第2段階)を一段階ずつ引き下げ、首都圏の多重利用施設の営業制限時間も午後9時から10時へ1時間遅らせることにした。ただし、5人以上の集合禁止措置は維持する代わり、直系家族間の集まりに限って許容することにした。
今回の緩和措置は今月15日から28日までの2週間に適用される。
一方、疾病管理庁の中央防疫対策本部は13時0時基準、韓国の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の新規感染者が362人増え、累計感染者数は計8万199人を記録したと明らかにした。
新規感染者のうち、国内の地域社会での感染が345人、海外からの流入による事例は17人だ。特に首都圏を中心とした拡散が続いている。首都圏の地域別にはソウルが131人で最も多く、京畿(キョンギ)が97人、仁川(インチョン)が29人などで、全体の地域発生の感染者の745%占めた。
死者は前日より7人が増え、累計死者数は計1千514人となった。致命率は1.82%だ。また、新たに隔離解除された患者は291人が増え、これまで7万227人が隔離解除された。現在、8千458人が隔離中だ。
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