2日から新学期の登校開始へ・・・幼稚園小1~2・高3は 毎日登校

[写真=聯合ニュース]


2日、新学期の登校が始まった。幼稚園児と小学校1・2年生、高校3年生は社会的距離置き(ソーシャルディスタンス)の第2段階以下で毎日登校する。

教育部によると、今年は始業式が延期されず、同日から1学期が始まった。しかし、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の長期化で、全校生徒の全面登校は依然として難しい状況だ。

ただし、今年は距離置き第2.5段階前まで幼稚園児と小学1・2年生が登校密集度(全校生の中で登校可能な人数)から除外され、毎日登校できる。高校生は昨年と同じく、3年生だけが毎日登校対象だ。

特殊学校(級)の生徒と小規模学校も同じ条件で毎日登校が可能だ。小規模学校の基準は昨年より緩和され、全校生300人以上または400人以下で、1クラス当たりの生徒数が25人以下の学校まで含まれた。これによって小規模学校数は全国5000校から6000校に増えた。

距離置きによる登校の密集度は △第1段階は3分の2以下の原則や調整可能 △第1.5段階は3分の2以下 △第2段階は3分の1以下の原則(高校は3分の2以下)や3分の2まで調整可能 △第2.5段階は3分の1以下 △第3段階は全面遠隔授業で昨年と同じだ。

首都圏には現在、距離置き第2段階が適用されており、この地域の幼稚園と小・中学校の密集度は原則的に3分の1だが、保護者が登校拡大を要求し、相当数の学校で3分の2登校方針を決めた。毎日登校対象を除いた学年の登校日数は週2~3回、または隔週、3週に2週間など、昨年とほぼ同じだ。

教育部が小学校2年以下の生徒を中心に登校拡大に乗り出したのは、昨年、校内感染が多くなかったためだ。幼児や小学生への診断が少なかったことも一因となっている。

最近、ソウル市教育庁がソウル市小・中学生の保護者を対象に実施したアンケート調査の結果によると、10人に7人が距離置き第3段階前までの登校人員を3分の2に拡大することに賛成した。教師の賛成率は平均54%の水準だった。

もちろん、今年も距離置き段階調整によって、登校の密集度が変更される可能性もある。距離置きシステムの再編を巡る議論も行われており、学校現場の混乱も予想される。

教育部の関係者は「距離置きを改編すれば学事運営方針の変更も避けられないが、大きな枠組みでの変化はない」とし「距離置き体制を改編し、(登校拡大と関連した)ソウル市教育庁の提案を深く論議する」と述べた。
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