大宇(テウ)造船海洋が国内初で風力を利用した燃料節減システムの開発に成功した。
大宇造船海洋はノルウェーDNV船級から超大型原油運搬船やLNG(液化天然ガス)運搬船に適用可能なエコ船舶技術「DSMEローターセールシステム(Rotor Sail System)」に対する基本承認(AIP)を獲得したと22日、明らかにした。
ローターセールシステムは次世代エコ補助推進技術の一つで、燃料削減効果を期待することができる。ローターセールとは船舶の甲板に円筒形の柱を設置、運航中に風によって柱が回転する力を通じ、船舶推進に必要な動力を追加で確保する装置だ。設備の体積に比べ、推進力が大きく、設置が簡単でm管理が容易という長所がある。
大宇造船海洋は同システムを適用する場合、国際海事機関(IMO)が省エネ評価尺度として提示しているエネルギー効率指数(EEDI)基準の5%以上の燃料節減効果が表れるものと分析した。
大宇造船海洋は国内業界で初めてこのシステムの独自生産を目標にしている。
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