KT、スマートフォン用の量子暗号通信技術の開発…"アプリの設置でセキュリティ通信可能"

[KT、スマートフォン用の量子暗号通信技術の開発…"アプリの設置でセキュリティ通信可能"]



量子暗号通信専用端末がなくてもスマートフォンアプリケーション一つで量子暗号通信を速く楽に適用できる技術が開発された。

KTはスマートフォンのアプリを通じ、量子暗号通信技術を具現できる「量子ハイブリッド」技術を開発したと20日、明らかにした。

従来は量子乱数生成チップセット(QRNG)を搭載した量子セキュリティ端末や別途の量子通信端末があってこそ、量子セキュリティ通信を使うことができた。KTが今回開発した技術を適用すれば、専用端末を追加で購入する必要がないため、費用と管理側面で効率性が高い。

量子ハイブリッド技術は「QS-VPN」アプリの設置一度で、現在使用中のスマートフォンで適用可能である。量子キー分配(QKD)技術と量子暗号耐性アルゴリズム(PQC)を結合し、5世代(5G)仮想ネットワーク(VPN)のハッキング脅威を封鎖する。

量子キーの分配はハッキングが不可能な量子の物理的な特性を利用して量子暗号キーを作って、広域通信網の構築環境で分配する。量子キーの分配が生成した暗号キーは量子暗号キー管理システムに保存される。

PQCはアプリと量子暗号キーの管理システム間のネットワーク区間を保護し、暗号キーを「QS-VPN」アプリに伝達する。KTは米国国立標準技術研究所(NIST)の量子暗号耐性アルゴリズムの標準規格に選定が有力なPQCを適用し、安定性を強化した。PQCはネットワーク区間で量子コンピューターを利用した攻撃に対し、耐性を持つ暗号技術を提供するアルゴリズムである。

KTはブロックチェーンに基盤を置いた分散型身元確認(DID)技術とPQC認証手続きを合わせ、第3認証機関の連携なしに、ユーザー認証のセキュリティを強化した。DID技術で個人のスマートフォン端末に個人情報が盛り込まれた認証書を保存し、個人情報流出の危険を防止し、PQCに基盤を置いた身元認証技術が個人情報が盛り込まれた認証書を確認し、使用者の身元と端末アクセス権限を識別する。

KTは金融、コネクテッドカーなどセキュリティが非常に重要な5G応用サービスに該当技術適用を拡大する計画だ。KTの関係者は"まだ商用化段階に達しなかった"、"アプリを有料で発売するか、無料配布するかどうかもまだ議論されなかった"と述べた。
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