国際ワクチン研究所(IVI)のジェローム・キム事務局長「コロナ回復まで少なくとも2年・・・ワクチン接種が安全」

양정미 기자

登録 : 2021-04-26 17:56 | 修正 : 2021-04-26 17:56

[写真=国際ワクチン研究所(IVI)のジェローム・キム(Jerome H. Kim)事務局長]


「韓国をはじめ世界中が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態から普通の日常に戻るには少なくとも2年、またはそれ以上かかる可能性がある。結局、ワクチン接種がカギだ。」

国際ワクチン研究所(IVI : International Vaccine Institute)のジェローム・キム(Jerome H. Kim)事務局長は25日、本紙とのインタビューで、コロナ19パンデミックが当分続くだろうとし、ワクチンの重要性についてこのように強調した。

コロナ19パンデミック宣言がいつのまにか1年を超え、世界各国のワクチン確保のための競争もますます激しくなりそうだ。

米国のような大国はワクチン主権を確保して物量を次第に蓄積しているが、大半の国々はそうではない。

◆韓国、緻密な防疫管理は良かったがワクチンの確保速度を上げられなかったのは残念

韓国は世界で非常に效果的に伝染病を統制した成功事例国の一つに挙げられる。ジェローム・キム氏は、韓国政府がコロナ19テストや追跡、隔離、治療のような飛躍的な介入を通じて、伝染病を見事に制御したと評価した。

彼は「コロナ防疫について全般的に韓国政府の対応が良かったのは事実」とし「全国的な閉鎖措置などを止揚して感染を効率的に統制し、外国人の入国や出国を許容した。また、積極的な追跡・治療システムを備えた点も印象的だった」と述べた。

しかし「ワクチン接種の準備は順調だったが、ワクチン確保が惜しかった」と述べ、韓国政府がワクチン確保にもう少し積極的に乗り出すことができたにもかかわらず、そうでなかったことを指摘した。防疫模範国という評価を受けるのは良かったが、ワクチン需給においてはそうではなかったという評価だ。

さらに「韓国の場合、経済協力開発機構(OECD)加盟国に比べて国産ワクチンの発売が遅れ、検証された外国産ワクチン導入速度まで相対的に落ちており、国民の不安が高まっている」とし「特に防疫問題と関連しても多くの人が疲れている。社会的距離の確保が続き、それに伴う経済的損失期間が拡大しながら、社会全般にわたって疲労やストレスが蔓延している」と指摘した。

ジェローム・キム氏は「世界中がワクチン需給問題に直面している今、一番先にコロナ19ワクチンの供給が行われている国が米国と英国である点を留意する必要がある」とし「これは、米国と英国が他の国よりワクチン開発にすべてをかけたため」と分析した。

◆信頼も確保したワクチン接種が免疫目標達成の核心

ジェローム・キム氏は、最近ワクチンの安全性に対する懸念の声が高まっているが、コロナ19の流行を防ぐためには、信頼度を確保したワクチン接種に乗り出すのが重要だと強調した。彼は「ワクチンが必ずしも感染予防を保証するわけではないが、深刻な結果を防げる」と付け加えた。

そして「韓国の場合、比較的コロナがうまく統制されているため、米国など防疫状況が良くない国のようにワクチン開発にすべてをかけるのは無理があった側面がある」とし「これは国民がワクチン接種をためらう理由にもなったといえる」と説明した。

ジェローム・キム氏は「普通感染者の14%が入院し、1~2%は死亡するが、接種を受けた人は感染しても致命的な状況に置かれることは避けられる」と助言した。

続いて「現在、信頼度を確保した約10種類のワクチンがすべて50%以上の予防効果を見せており、深刻な病気にも効能があるを確認された。まだこれは短期的なデータを基盤とする計測値」であるものの、「政府がこうしたワクチンの効果を長期的に蓄積して国や都市に適用すれば、データの価値も高まる。十分に伝染を防ぐことができる」と予想した。

また、「高いレベルの予防接種が入院を大幅に減らしているという証拠も出てきている」とし、できるだけ早くワクチンを接種し、マスクの使用と社会的距離の確保を維持することを訴えた。

彼は、ワクチンが費用的な面では効率的ではあるが、ワクチンに劣らず治療薬も重要だと言及した。

ジェローム・キム氏は「予防が最優先という点で当然ワクチンがもっと重要だが、コロナ19に感染する場合も考えざるを得ない」とし「感染以後の結果を改善し、死亡率を低めるための次元で必ず効能ある治療薬を開発・確保しなければならない」と述べた。

最後に「コロナ時代にワクチンは深刻な病気と人々を保護するキーポイント」とし「韓国政府が目標とする集団免疫達成のためにも、ワクチンを回避するよりは接種が非常に重要だ」と繰り返し強調した。
top