LPG運搬船10隻のうち、7隻は「K-造船」…下半期の受注も快晴

[LPG運搬船10隻のうち、7隻は「K-造船」…下半期の受注も快晴]



国内造船業界がグローバル液化石油ガス(LPG)運搬船市場で目に付く掌握力を見せている。

2日、英国造船・海運市況分析会社のクラークソン・リサーチによると、今年1月から4月までに全世界で発注されたLPG船は計44隻(106万1086CGT)だ。

このうち、韓国企業が受注したLPG船は計31隻で、隻数基準の受注シェアは70.5%だ。10隻のうち、7隻はK-造船が受注したわけだ。

クラークソン・リサーチが発表した44隻には韓国造船海洋、大宇造船海洋が先月29日と30日、それぞれ受注した4隻と2隻が入っていないが、これを加えれば、隻数基準のシェアは74%だ。

現代重工業グループの造船持株社である韓国造船海洋が今年、計28隻のLPG船を受注したことを考慮すると、世界の発注量の半分以上を受注したわけだ。

最近、LPG船の発注は年々増えている。LPG船の発注量は2017年34隻から2018年48隻、2019年65隻に増えた。

昨年には新型コロナの影響で減少したが、今年は4ヵ月ぶりに昨年の年間発注量規模の44隻が発注された。

業界では今後、LPG輸送需要が増えるものと見ていて、LPG船の発注も好結果を続けるものと展望する。

クラックソン・リサーチは全世界のLPG海上輸送量が今年1億700万トンから来年1億1300万トンに増加するものと見込んでいる。

業界関係者によると、国内造船業界はLPG燃料供給システム技術などが海外企業より進んでいるなどエコ船舶建造能力が優れており、LPG船の発注増加が好材料として働く見通しだ。
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