現代重工業、東海にグリーン水素生産プラントの構築…コ事業に拍車

[現代重工業、東海にグリーン水素生産プラントの構築…コ事業に拍車]



現代重工業が未来のエネルギー源であるエコグリーン水素の生産のための海上プラントの開発に乗り出し、グループの水素バリューチェーンの構築に速度を出している。

現代重工業は6日、蔚山(ウルサン)市テクノ産業団地で、蔚山市・蔚山テクノパーク・蔚山商工会議所・韓国石油公社・SKガス・韓国東西発電・セジン重工業・蔚山科学技術院(UNIST)など9つの自治体や産学研機関と「浮体式洋上風力連携100MW級のグリーン水素生産実証設備の構築に対する了解覚書(MOU)」を締結したと明らかにした。

同日の協約式に先立って開かれたグリーン水素の育成に向けたビジョン宣布式には文在寅(ムン・ジェイン)大統領、ソン・チョルホ蔚山市長、ハン・ヨンソク現代重工業社長など政府や産・学・研関係者40人余りが参加した。

今回のMOUによって、各機関は2025年まで東海浮体式風力団地で100MW級のグリーン水素実証設備を構築する1段階事業を推進し、2030年まで1.2GW級の大規模なグリーン水素生産プラントを稼動する2段階事業を進める計画だ。

現代重工業は浮体式風力団地で生産された電力を活用し、海水から水素を生産する大規模な水電解基盤のグリーン水素プラントを開発する。

蔚山市などの機関は制度改善と事業化支援、韓国石油公社とSKガスは浮体式風力団地の開発、韓国東西発展はグリーン水素電力生産やビジネスモデルの開発、UNISTは海上風力グリーン水素実証などをそれぞれ担当するようになる。

グリーン水素は風力など新再生エネルギーから発生した電気を活用して水を分解する方式で生産され、二酸化炭素が全く排出されず、未来のエコエネルギー源として期待を集めている。

政府は2019年、エコ水素経済活性化のロードマップを発表した。これによると、2040年まで水素自動車620万台生産、水素充電所1200ヵ所の構築、発電用燃料電池15GW生産などを目標として提示した。

これに先立ち、現代重工業グループは3月、陸上と海上で水素の生産から運送、貯蔵、活用に至る水素バリューチェーンを構築するというグループの水素事業ビジョンである「水素ドリーム(Dream)2030ロードマップ」を発表した。
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