アップル、サプライヤーリスト電撃公開・・・サムスン・LGなど韓国企業も多数含まれ

[写真=サムスン電子提供(サムスン電子の京畿道( キョンギド)平沢(ピョンテク)キャンパス半導体工場第2ライン)]


グローバル企業のアップルが公開したサプライヤーリストに、サムスン・LG系列企業など韓国企業が多数含まれていることが確認された。

業界が3日に公開した資料よると、アップルが最近発表した「2021年アップルサプライヤーリスト」に含まれた韓国企業は13社(サプライヤー本社の所在地基準)であり、中国(15社)に続き2番目に多かった。13社のうち、サムスン・LG系列会社は6社が入っていた。

サムスンの系列会社の中では、サムスン電子やサムスン電気、サムスンSDIの3社が名を連ねている。アップルによると、サムスン電子の中国江蘇省、韓国忠清南道・京畿道、米テキサス州、ベトナムのバクニンなどが主要供給地域に含まれた。

サムスンは、アップルにメモリー半導体やスマートフォン向け有機発光ダイオード(OLED)パネル、カメラレンズ、積層セラミックコンデンサー(MLCC)などを納入しているという。

LGも、LG化学やLGディスプレイ、LGイノテックの3社がアップルのサプライヤーリストに含まれた。バッテリーやOLEDパネル、カメラモジュールなどをアップルに供給するという。

SKグループでは、アップルにメモリー製品を供給してきたSKハイニックスが唯一リストに含まれた。

アップルは、サムスンやLG、SKのほかにもポスコやソウル半導体、永豊(ヨンプン)グループ、ドク(Derkwoo)電子、ボムチョン(bumchun)精密など、韓国企業から部品が供給されていると明らかにした。

シリコンワークス(Siliconworks)社は生産施設がなく、アップルと直接的な供給関係は結んでいないが、協力体系を備えた企業リストに入った。

本社所在地基準で中国企業は、ディスプレイメーカーのBOE、ティエンマ(Tianma・天馬)とバッテリー企業のBYDがアップルのサプライヤーリストに含まれた。

日本企業はソニー、パナソニック、キアキシア、ジャパンディスプレイ、村田、ルネサス、住友など素材・材料のメーカーがアップルに納入していることが確認された。

一方、アップルは2012年からグローバルサプライヤー関連企業リストを作成し、毎年公開している。

今年アップルが公開したサプライヤーリストは、2020会計年度基準で世界の主要企業200社を選び出し、該当企業の生産施設の位置によって地域別に分類した資料だ。

 
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