​ポスコ、台湾国際空港の新築プロジェクト向け鋼材7トンの単独供給

[​ポスコ、台湾国際空港の新築プロジェクト向け鋼材7トンの単独供給]



ポスコがサムスン物産が施工する台湾桃園国際空港・第3ターミナルの新築工事に所要される建設用の厚板7万tを全量供給する。これはポスコが2020年、トルコ「チャナッカレ大橋」に建設用の厚板12万tを供給して以来、単一のプロジェクトでは最大規模だ。

今回のプロジェクトは台湾最大の桃園国際空港が増えている空港利用需要に備え、既存の1、2ターミナルに第3ターミナルを追加で建設するプロジェクトで、総事業費が1兆8000億ウォンに達する大型プロジェクトだ。今年着工し、2025年に完成予定で、年間収容可能な人員は計6500万人に達する見通しだ。

ポスコは2015年から継続しているサムスン物産とのパートナーシップをもとに、今回のプロジェクトを受注できるよう支援した。ポスコはプロジェクト情報の事前共有を通じ、エンジニアリング基準に合う鋼材利用技術を提供し、最適の物量を算出してプロジェクトスケジュールに合わせた安定的な供給を提案した。

地震の発生が頻繁な台湾では全ての建築構造物に必須的に耐震設計をしなければならず、これに適用される鉄鋼製品も耐震用鋼材を使用しなければならない。今回にポスコが供給する製品も地震発生時の振動を最大に吸収し、構造物の変形を防いでくれる耐震用の厚板製品が90%以上を占める。

また、今回のプロジェクトはポスコの厚板を利用した鉄の構造物を国内の中小企業で製作して現地に供給する方式で、ビジネスパートナーと同伴成長するポスコの企業理念を実践した事例と評価されている。

一方、ポスコは2019年、プレミアム鋼建材ブランドである「INNOVILT」を披露し、顧客社と協業して高級建築向け鉄鋼財市場の拡大にも取り組んでいる。
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