全国のアパート(マンション)価格が89週連続で上昇し、全国で新たに最高価格を記録したアパートが続出している。蔚山(ウルサン)を除く5大広域市では、最高価格のアパートが20億ウォンをはるかに超えており、仁川(インチョン)や釜山(ブサン)などでは35億ウォンを上回っている。
国土交通部が4日に発表した実際に行われた不動産の取引価格によると、ソウルの最高価格のアパートは今年3月に取引された江南区(カンナムグ)清潭洞(チョンダムドン)の面積273.96平方メートルで、115億ウォンだった。
今年取引されたソウルのアパ―トのうち、50億ウォン以上は計62件だった。60億ウォンを超えるものも19件に上る。
京畿道(キョンギド)の最高価格も30億ウォン台を記録した。城南市(ソンナムシ)盆唐区(プンダング)では、専用面積180.02平方メートルが今年2月に36億8000万ウォンで取引され、京畿道地域の最高価格を更新した。
全国のアパート価格は、2019年9月の第4週以来89週連続で上昇している。韓国不動産院が関連統計を取り始めた2012年以降、最長期間の上昇だ。
首都圏の上昇率は先週0.26%から0.3%に高まった。ソウル(0.10→0.11%)、京畿(0.32→0.36%)、仁川(0.43→0.46%)などで軒並み上げ幅を拡大した。
地方も例外ではない。週間アパート価格の上昇率は0.2%で、前週(0.19%)より高くなった。1~5月の累積上昇率は4.69%で昨年(0.83%)より5倍以上広がった。
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