現代自、"エアタクシー市場の重要な成長機会"…UAM開発に拍車

[現代自、"エアタクシー市場の重要な成長機会"…UAM開発に拍車]



現代(ヒョンデ)自動車が未来モビリティ市場の先導のため、都心航空モビリティ(UAM)の開発に速度を出すと改めて強調した。

現代自のJosé Muñozグローバル最高運営責任者(COO)兼北米地域本部社長は14日(現地時間)、ロイターが主催した未来車カンファレンスの画像インタビューを通じ、"エア・タクシー市場を重要な成長機会と見ている"、"現代自は混雑した都心から空港まで5~6人を輸送できる電気バッテリー基盤のエアタクシーを開発している"と述べた。

彼は"様々な形と大きさで進められるだろう"とし、"非常に自信がある"と付け加えた。

UAMは乗客輸送、貨物輸送や公共サービスなど多様な活用が可能な一種の「エアタクシー」だ。最近、未来モビリティとして注目されている。米投資銀行のモルガン・スタンレーは2040年までグローバルUAM市場が1兆5000億ドル(1677兆ウォン)規模に成長するものと見込んだ。グローバル自動車メーカー各社もUAMの開発に乗り出している。現在、トヨタ、ダイムラーなど完成車メーカーらが開発計画を打ち出した状態だ。

現代自は2026年にはハイブリッドパワートレインを搭載した貨物用無人航空システム(UAS)を、2028年には完全に電動化された有人UAMモデルを披露するという目標だ。このため、2019年、UAMの核心技術開発と事業の推進を専担する事業部を新設した。2025年まで約15億ドル(約1兆7000億ウォン)を投資する予定だ。

現代自は単純UAMだけでなく、他のモビリティとの連結、サービスを通じて連携し、未来モビリティの生態系を構築する方針だ。UAMと現在開発している目的基盤モビリティ(PBV)、モビリティ乗り換え拠点(Hub)との連携を通じて相乗効果を狙う。UAMが空と地上を連結し、PBVは道路の上で人と人を連結し、未来都市全域に設置されるHubがモビリティと連結するなど移動手段全般を統合するという構想だ。

国内でも最近、ソウル市と生態系の構築に向けた業務協約(MOU)'を締結するなど積極的に乗り出している。シン・ジェウォン現代自動車UAM事業部社長も最近、"グローバルメガシティーのソウル市と協力し、大韓民国が世界UAM市場を先導することができるよう、努力する"と強調した。
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