​ポスコ、50年整備技術ノウハウ結集したスマート検索システム「POINT」オープン

[​ポスコ、50年整備技術ノウハウ結集したスマート検索システム「POINT」オープン]



ポスコが製鉄所の現場制御装置復旧に最適のソリューションを提供するスマート検索システム「POINT」をオープンした。

POINTはPosco、Artificial、Intelligence、Trouble-Shootingの略語で、設備異常時に問題の原因を探り、最も適した措置や点検方法等を提供するポスコのシステムである。

これまで製鉄所の操業設備は故障の類型が多様かつ複雑で、原因把握が難しく、作業者の熟練度によって措置の偏差が大きく出るなど復旧に困難があった。

これを解消しようと、ポスコは設備制御・AI専門家たちを集め、各種マニュアルを含めた技術資料と職員たちの50年整備技術及び異常措置のノウハウなどを体系的に整理してデータベース化した後、人工知能を組み合わせてスマート検索ソリューションを開発した。

このシステムは処置の方法を単純に羅列していた過去の水準から一段階進歩し、故障履歴またはほかの工場の類似の件との相関性の分析などを通じ、予測される故障原因と発生確率、点検の優先順位なども一緒に提供し、最適の措置、点検方法を提示する。

システム使用後の措置結果と満足度をフィードバックすると、正確度が上がるように設計されていて、活用実績が増えるほど故障診断機能はますます向上される。

このシステムはアプリの形でも開発され、タブレット、スマートフォンなどがあれば、場所にこだわらず、誰でも便利に希望する情報を探すことができる。また、現場経験が不足した新人、または他の部署転入の職員たちもPOINTシステムを通じて障害の類型を学習することができ、蓄積された知識やノウハウなどを積極的に活用できるようになった。

ポスコはPOINTシステムの導入により、作業者の技術格差が減り、設備の復旧にかかる時間が平均30%ほど短縮されるものと期待している。
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