現代自動車・起亜が今年上半期、国内だけで10万台に近いエコカーを販売した。
4日、業界によると、現代自と起亜の今年1~6月の国内市場のエコカー販売量が9万4435台を記録した。前年同期6万7798台に比べ、39.3%増加した数値だ。現代自は5万1085台、起亜は4万3350台を販売した。
現代自と起亜は先月、それぞれ1万152台と8048台のエコカーを売った。これを考慮すれば、今年のエコカーの販売量は今月中に10万台を突破するものとみられる。
エコカーの人気は特にハイブリッド車両(HEV)が牽引した。現代自は上半期にハイブリッド車両を前年同期より15.8%増えた3万986台を販売した。起亜はプラグインハイブリッド(PHEV)を含めた計3万4487台で、前年同期より31.5%増加した。
ハイブリッドモデル別には起亜の中型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)ソレント(1万7689台)が最も多く販売された。現代自動車の準大型セダンのグレンジャー(1万4351台)、現代自の準中型SUVツーソン(8419台)、起亜の中型セダンK5(6171台)、起亜の準大型セダンK8(5525台)などが後に続いた。
電気車(EV)は現代自と起亜を合わせて計2万4546台の販売を記録した。昨年上半期1万2208台より2倍ほど増えた数値だ。
電気トラックである現代自動車ポーターと起亜ボンゴなどの販売が成長傾向を維持し、現代自動車初の専用電気自動車のアイオニック5の出庫が本格化され、影響を与えた。
現代自と起亜の電気自動車の販売は下半期の新車発売でさらに増える見通しだ。起亜は初の専用電気自動車EV6の発売を控えている。現代自は今月中に準大型セダン、ジェネシスG80の電動化モデルを発売する予定だ。3四半期にはJW(プロジェクト名)を発売する計画だ。
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