サムスン重工業、LNG運搬船3隻の受注…今年の目標額の71%達成

[サムスン重工業、LNG運搬船3隻の受注…今年の目標額の71%達成]



サムスン重工業がLNG(液化天然ガス)運搬船3隻を追加受注し、今年の目標受注額(91億ドル)の71%を達成した。

サムスン重工業はオセアニア地域の船社から18万トン級のLNG運搬船3隻を計6545億ウォンで受注したと5日、明らかにした。これらの船舶は2024年2月までに順次、引き渡す予定だ。

サムスン重工業が受注したLNG運搬船はメタンスリップ(Methane slip)を減少させて燃費が向上したMAN ES社の次世代LNG二重燃料エンジン(ME-GA)を搭載する予定だ。メタンスリップはLNGの主成分であり、温室効果ガスの一つであるメタンが不完全燃焼されて大気中に放出される現象をいう。

該当船舶には船舶と海水の間の摩擦抵抗を減らし、燃費を高めるサムスン重工業の空気潤滑システムであるSAVER AirⅡと経済・安全運航スマートシップソリューションのSVESSELも適用される。

サムスン重工業の関係者は"強化された温室効果ガス排出規制に対応する最新のエコエンジン技術の先取りで、LNG運搬船市場での立地がさらに堅固になるものと期待される"と述べた。

サムスン重工業は今回の契約を含め、今年計51隻・65億ドルを受注した。
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