第2四半期の一日平均外国為替取引578.5億ドル・・・前四半期比5.1%↓

[資料=韓国銀行提供]


今年第2四半期の一日平均為替取引規模が578億5000万ドルを記録し、前四半期より減少した。為替変動性が縮小し、外国為替派生商品などの取引需要が減ったためとみられる。

韓国銀行が26日に発表した「2021年第2四半期の外国為替銀行の外国為替取引動向」によると、今年第2四半期の外国為替銀行の一日平均外国為替取引額(現物為替および外国為替デリバティブ取引)は578億5000万ドルと集計された。これは直前の四半期(609億4000万ドル)と比べて30億9000万ドル(5.1%)減少した数値だ。

韓国銀行側は「対ドルウォン相場の変動幅が第1四半期に比べて縮小し、現物為替および外国為替のデリバティブ取引の需要が減少したと推定される」と説明した。実際、今年第1四半期は60.6水準だったウォン相場の変動幅は、第2四半期に入り半分水準の31.8へと下落した。ウォン・ドル為替レートの標準偏差も15.3(第1四半期)から7.7(第2四半期)へ縮小した。

商品別では、現物為替取引が第2四半期基準で228億8000万ドルとなり、前四半期より16億6000万ドル(6.8%)減少した。通貨別では、ウォン・ドルの取引が14億2000万ドル減少した171億2000万ドルと確認された。銀行別では、国内銀行(119億5000万ドル)と外銀支店(109億2000万ドル)でそれぞれ7.7%、5.8%減少した。

同期間、外国為替のデリバティブ商品の取引規模も14億3000万ドル(3.9%)減少した349億7000万ドルであった。このうち、先物為替取引(108億7000万ドル)はNDF取引を中心に、前四半期比5億ドル(4.4%)減少した。外国為替スワップの取引規模は225億4000万ドルだった。当該取引も外換銀行間取引を中心に11億2000万ドル(4.7%)減少した。
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