米国行きワクチンツアー商品、1500万ウォンの高額にも「完売」

[写真=Gettyimagesbank]


少なくとも700万ウォン、最大1500万ウォンに達する米国ワクチンツアー商品が、発売1週間で完売した。高額商品であるにも関わらず、コロナ禍の長期化で旅行心理が爆発したのだ。それに、「安全な旅行」が楽しめるという認識が定着したのも一役買った。

株式会社ヒーリングベケーションは先月23日、韓国初の「ワクチンツアー」商品の販売を開始し、発売から1週間で1回目の出発分を完売した。

コロナ第4波で社会的距離の確保が最高の段階である第4段階に引き上げられたが、拡散傾向が続いているうえ、当初計画されていたワクチン接種日程の遅延可能性まで予想され、ワクチン接種を望む人々がワクチンツアーに目を向けたものとみられる。

ヒーリングベケーションの関係者は「実際、ワクチンツアー商品を問い合わせた年齢層は30代が主だった」とし「50~60代の両親と一緒に旅行を望む人が多かった」と伝えた。また「相対的にワクチン接種の機会が多くない30~40女性の問い合わせも殺到した」と付け加えた。

ヒーリングベケーションのワクチンツアー商品は、顧客が希望するワクチンを選択して接種できる。選択したワクチンの種類によって滞在期間が異なる。25泊27日の長期滞在商品の場合は、ファイザー社のワクチンを2回まで接種を完了して帰国する商品だ。

ヒーリングベケーションのパク・サンス代表は「海外旅行の再開を夢見ている状況で第4波が始まり、国内のワクチン需給にも時間がかかっているだけに、高価な費用でも望むワクチンを接種して旅行も楽しめるということがワクチンツアー商品の購入につながったようだ」と説明し、「現在、最初の出発人員は50人であり、出国日は8月中旬から9月初めの間に集中している」と伝えた。

ヒーリングベケーションは、米国内の他地域へ向かう2回目の商品も計画している。
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