LGディスプレイ、中小型OLEDパネルの強化…3兆3000億ウォンの投資

[LGディスプレイ、中小型OLEDパネルの強化…3兆3000億ウォンの投資]



LGディスプレイが中小型有機発光ダイオード(OLED)市場への対応に向けた生産能力確保のため、3兆3000億ウォンを投入する。

グローバル大型OLEDパネル市場を独占しているLGディスプレイが中小型OLEDパネルでも3兆ウォンが越える大規模投資を通じ、支配力の強化に乗り出したのだ。

LGディスプレイは13日に開催された理事会を通じ、中小型OLEDの新規投資を決定したと16日、公示した。

今回に投入される3兆3000億ウォンは昨年末基準で、LGディスプレイの自己資本の25.9%に該当する規模だ。

今回の投資決定によって、LGディスプレイは京畿道坡州事業場内に6世代の中小型OLED生産ラインを構築するようになる。新規ラインは2024年から稼動されるものとみられる。

大規模な施設投資を断行するLGディスプレイは今回の投資に加え、既存の生産ラインの拡張などを通じ、坡州事業場で中長期的に6万枚規模の中小型OLED生産能力を確保する計画だ。

LGディスプレイは"今回の投資を通じ、中小型OLEDを採用した高付加・ハイエンド製品の需要拡大に積極的に対応し、市場を先導し、中長期的な成長を推進していく方針"と説明した。

業界はLGディスプレイが中小型OLEDパネルの力量強化を通じ、スマートフォンやタブレット市場に積極的に対応するものと見ている。

業界によると、2四半期のOLEDスマートフォン出荷量は1億4000万台、スマートフォン市場内のOLEDパネル浸透率は42%を記録した。

今年の年間OLEDスマートフォン出荷量は昨年より34%増加した6億2000万台、来年は7億2000万台に増えるだろうという見通しも出ている。

これにアップルが来年からアイパッドにOLEDパネルを搭載するものと予想されている点も、今後の中小型OLED市場の拡大に少なからぬ影響を及ぼすものとみられる。

2024年の稼働を目標にした投資だが、LGディスプレイが既存の顧客会社との追加契約や新たな顧客社の発掘などすでに供給先を確保した可能性も提起されている。
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